第8852回

2026香川県不動産フェアで幼稚園児の未来の家優秀作品絵画表彰式

今年もまた、『不動産フェア』の日になりました。1983(昭和58)年9月8日第1回の『香川県不動産フェスティバル』が香川県庁前の木造の教育会館で行われました。上部団体の『全宅連』が9月23日を不動産の日と定め、傘下の全国の宅建協会に歩調を合わせて啓発活動を開催するように指示がくだり、香川県も暗中模索でしたが、物件情報の展示パネルなどを作り、県民を集めました。これが最初ですから、第43回となりますか。

私の前身の『誠幸不動産』は、1981(昭和56)年2月に開業しています。そして2年後に松野不動産㈱を開業しましたが、既に大卒の22歳から誠幸麺業という名称で、家業の製麺業を継いでいました。兼業として開業をしたその年は、10月に『香川県不動産流通センター』が開設になり、不動産流通の近代化が始まったまさに黎明期にあたります。良い時代になる、確かな予感がしました。

不動産情報の、デジタル化のはじまりでした。業務の依頼を受けたら物件情報を『香川県不動産流通センター』に登録し、センターは会員へその売(貸)物件情報を会員へFAXしたりして、より早く買(借)客を探すという仕組みです。翌年の昭和57年6月に、全宅連が全国47都道府県の流通機構を、国の方針に沿った機構として認定しました。元は、アメリカの流通機構をまねたモノでした。

そして翌年の昭和58年から、1周年記念事業として9月に『香川県不動産フェスティバル』が開催されました。私は開業したばかりの新米で、「何でもしますと意気込んで」支部役員に加わり、この『香川県不動産フェスティバル』がデビュー戦でした。古い廃墟のような建物で、掃除だけで約30人で半日以上かかりました。初めてのイベントで、どうにかそれをこなしバンザイ三唱をしたように覚えています。43年前のことですから、目指すコンピューターシステムも実際は陳腐なものでした。

紆余曲折を経て、今のような写真や画像が沢山盛り込まれた流通システムに成長しています。当初の『不動産フェア』は物件情報の展示が中心で、即、制約をお祝いしたりしていましたが、物件情報は、不動産情報誌などの普及やコンピューターシステムが成長したこともあり、客足が悪くなり、団体のあり方が『公益社団法人化』するのに併せて、幼稚園児の未来の家優秀賞表彰で県民の関心を組織に引きつける方向へと転換しています。

前置きが長くなりましたが、私も宅建協会の現役役員を卒業し、協会の財産としての『不動産フェア』の歴史を後世へ伝えたいと願って、記憶を辿っています。今日表彰を受けたちびっ子の未来の絵画が、将来は実際の家になるかもしれません。受章者の皆さん、おめでとうございます。同時に、不動産購入の見込客になってくれると期待しています。

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