第8743回

香川県の2025年出生数増は本当に喜ばしい

8日に定例記者会見で池田豊人香川県知事は、県内の2025年の出生数と合計特殊出生率が共に上向いたことに触れて、「大変喜ばしい」と述べたと報道されている。このところ香川県は、『あなぶきアリーナ』効果が喧伝され、ホテル稼働率、飲食誘因力などが急速に高まり、ある意味お祭り騒ぎ状態にあります。かがわマラソン2026も初回から全国マラソンランク10位と好位置に付けている。県都高松の景気が良いと、波及効果が東西市町村に伝播する。

県が進める少子化対策の効果を、子育て相談が出来る「かがわ子育てステーション」の整備や充実等、また世間に広がる子育て環境の常識化(パパも有給休暇が取得できる企業が民間でも増えている)の追い風も手伝い、子育て世帯の経済的負担の軽減など香川県独自の施策の効果を、池田豊人香川県知事は強調する。

厚生労働省が3日に発表した人口動態統計で、全国の出生数と出生率がともに減少するなか、香川の出生数は前年比44人増の5103人と4年ぶりに増加に転じ、出生率も0.04ポイント増の1.40とほんの少しだが延びた。今年は丙午で、当然減少が見込まれるが、男女2人で2.4にならないと人口減少は回復しない。これには国や県だけの施策では、限界の壁が解消しない。

香川県の施策で次の大仕事は、『県立大学の創設』を急ぐことだと私はかねてより考えている。加えてその中に導入する学部・学科に、他県にないユニークなコースを設けることだ。これが出来たら、香川県に残る二十歳前後の若者が増える。池田豊人香川県知事は、婚姻数の減少を踏まえ「出生の前提となる婚姻数の増加に力を入れたい」との考えを示したが、まさに『県立大学』が増加装置となると私は考える。

県が進める結婚の機会の最大化を、もっともっと進めることだ。例えば夏まつりの舞台イベントやかがわマラソンのフィナーレ前に、出会いのマッチング企画を導入し今、県が推し進める少子化対策の一環の「かがわ縁結び支援センター(EN-MUSUかがわ)」(公益財団法人かがわ健康福祉機構に委託して運営している公的な結婚支援制度)だけど、県民の結婚支援事業を積極的に展開するやり方を、これを民間人を活用して盛り上げるなど、工夫をして続けることだ。

過去の私も、アパマンショップ本部が推奨する“出会いサポートセンターJUNOALL”の高松版をやろうとしたことがありました。現代版見合いセンター的機能を、ITデジタルを使ってやるシステムでしたが、個人情報保護の観点から香川県の「かがわ縁結び支援センター(EN-MUSUかがわ)の発足に譲りました。しかしあれからの今日を俯瞰してみて、公立の組織は結婚には不向きのようです。理路整然と理由を述べていたら、結婚は出来ません。

結婚を煽ることが、少子化対策の柱だと私は思います。若者を必要以上に県外に出ない出さないとなると、結婚が早くなり私たちのような金婚式組が増えて(しかしこれにはさほど公益効果はないか)、とにかく男女が出会う場づくりを数多くやることだと考えます。

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