航空自衛隊の無人偵察機グローバルホークが墜落
21日今日は、『敬老の日』の祝日ですね。孫娘から「おじいちゃんおばあちゃん大好き」のメールが、なぜかしらばあさんの所へ来ていました。かみさんから転送されてきましたが、やはり「おじいちゃん」が先です。成人の女性からのメールは来なくなりましたが、小学生も大人以上に楽しませてくれます。連休呆けしているところへ、新聞が小さく驚きの報道をしています。
青森県三沢基地を(9月)15日午前10時20分ころ離陸した航空自衛隊の「RQ-4B グローバルホーク」1機は、2時間半後の午後0時55分以降に地上の通信装置と機体との接続不良が発生し、鳥取県沖約50キロで行方不明となった。通信障害から約3分、洋上でレーダーから航跡が消えた。そして空自は20日、鳥取県北栄町の海岸に漂着した機体の一部を回収したと明らかにした。残念ながら墜落に、間違いはないだろう。
グローバルホークは非常に高い空(約18,000メートル)を長時間(約36時間)飛び、広い範囲の情報を集める大型(全長14.5m・全幅39.9m)の無人偵察機です。米国ノースロップ・グラマン社が開発した無人機ですが、あらかじめ決めた経路だけを自動飛行する単純なドローンではなく、地上の操縦・管制要員が、衛星通信などを通じて機体を運用しています。
翼幅は大型旅客機に近く、主な任務は「ISR」です。Intelligence:情報収集、
Surveillance:警戒監視、 Reconnaissance:偵察。 高高度からレーダーや光学・赤外線センサーなどを使い、艦船、地上の施設や部隊などの状況を広域にわたって把握します。長時間飛行できるため、日本から離れた海空域や、緊張が高まった地域を継続的に監視できるのが最大の特長です。
戦闘機のように相手を攻撃する機体ではなく、航空自衛隊のRQ-4Bグローバルホークは基本的に情報収集・警戒監視のための機体です。航空自衛隊は2015年度から取得を決め(2022年3月に1機目を納入、現在は当初計画どおりの3機体制)、青森県の三沢基地に配備しました。2025年版防衛白書でも、三沢基地の偵察航空隊がRQ-4Bグローバルホークを運用していることが確認されています。
日本の周辺では、中国やロシアの軍用機・艦艇の活動、北朝鮮のミサイル開発などを継続的に把握する必要があります。従来の有人偵察機では、搭乗員の負担や安全、飛行時間に限界がありました。防衛省は、無人機には「人的損耗を抑え、長期連続運用ができる」という利点があると説明しています。また、高価な機体であり、衛星通信、地上管制設備、専門要員の育成などを含む大規模な運用体制が必要です。
つまりグローバルホークは、戦う機体というよりも、日本周辺の異変を早く正確につかむための「空飛ぶ巨大な監視所」と考えると分かりやすいでしょう。そのため、警戒監視などの任務で一定の高度や航路に入った後は自動飛行が中心となり、地上の操縦者が常に細かな操作をしているわけでなく、人的ミスが事故につながった可能性は低いと空自はみている。また通信障害時には、事前に設定したプログラムに従って飛行、着陸する仕組みを備えている。直ちに墜落するわけではないが、空自は今回、この機能が作動したかは明らかにしていない。
今の防衛は情報化が一番の時代、相手国もこの5年間で何度か煮え湯を飲まされたことでしょう。私はなんの根拠も持たず、妨害電波の影響で三沢基地との通信が遮断されグローバルホークの自爆装置が働いたのだと穿った見方をしています。相手国に盗られるより、自爆が良いでしょう。上空からの調査結果は、逐一三沢基地に送られていたと思います。人命第一、グローバルホークがどんなに高額でも無人で良かった。