第8676回

人手不足を技術の革新がカバーしつつある

タイトルに困ったが、実は台所のシステムキッチンの内蔵電燈の一つが点かなくなった。これは電気の量販店で同じモノを買ってきたら、簡単に交換で解決しそうだ。あわせて思い出したのが、2階階段上の照明が蛍光灯の2灯式になっているのだが、30Wが早くから切れていて、交換を余儀なくされていたがしばらく捨て置いた。この際、こちらの交換も頭をよぎるが、「待てよやがて蛍光灯が廃止される。であるなら今から器具毎LEDに交換するか」と考えた。

ということで、近くの家電量販店へ行ってみた。当然大中小サイズが、部屋の大きさ毎に並んでいる。中から、1万円を切るくらいの照明器具を探したのです。確かに蛍光灯器具に比べて高くなっているように思うのでが、その点明るさや長持ちで優劣付けがたい。第一蛍光灯照明は、生産が終了し、やがて使えなくなると聞く。値段が高い分、本体重量が随分小型軽量化で軽くなった気がする。

帰宅して早速新旧交換を試みるが、これは本来電気屋さんに頼むモノかと思うが、この位の日曜大工(古いなぁ)は一家の男子の仕事だ。と言いながらやることは、壁に絵を掛けるフックを付けたり、これら照明器具の交換ぐらいだ。築後37年の拙宅の照明は、当然蛍光灯や白熱灯の類い。必要に応じて一つずつ交換しているが、電気工事が必要ないような構造になっている。これだと家長の私でも出来る。

古い器具を撤去するが、これがことのほか重い。面白ネタで計ってみたら、何と7㎏もある。これだと当時の電気屋さんは、このように4本のねじでしっかと取り付ける作業だったのが理解出来る。一人で出来なかったかもしれない。天上へねじが2本入ると落ち着くが、それまでは一人で支えてねじを打つのは難しい。この器具は後から私が買い求めて、作業をお願いしたモノでした。勿論当時の流行り物でした。

撤去の後に新しい器具を付けるが、こちらは1㎏ないぐらい軽く、これだと一人作業も簡単だ。今のハウスメーカーの支給品も、これと同じように軽量化が進んでいるのだろう。建設業界の人手不足は広く喧伝されていて、それで建築費が高騰していると言われているが、水面下では実は省力化が進んでいる。このことは新築時だけでなく、20年30年後のお父さんの仕事量の軽減にもつながる。

もう一つ旧器具の付いていた天井のクロスに、亀裂が入っているのに気づく。恐らく地震で揺れたとき、落下はしなかったが大きな力が加わり、天井が波打ったやもしれない。天井の照明器具は、大体中心部に設置されている。逆に、クロスの亀裂で終わるように設計されているのかもしれない。ハウスメーカーの住宅は、地元工務店や大工さんのそれと比べて2~3割は高い。その分先読みの技術の革新が含まれていて、中古住宅として売りに出されたときも、まずわれわれ仲介業者は喜ぶ。

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