2025年秋の四国王者は香川県代表英明
10月26日(日)に松山市の坊ちゃんスタジアムで行われた秋季四国地区高校野球大会最終日の決勝は、香川県2位代表の英明が阿南光(徳島県1位)に7-2で快勝し、3年ぶり3度目の栄冠に輝いた。選抜大会の四国地区の一般選考枠は2校で、英明の2023年以来4度目の出場が濃厚になった。生徒や学校の不祥事がなければ、来春の出場はほぼ確実と言える。
また英明は四国代表として、第56回明治神宮大会(11月14日開幕・神宮球場)高校の部に出場する。同日の1回戦で北信越代表の帝京長岡との対戦が決まっている。試合開始は午前8時半の予定。ここで優勝すると四国枠が1校増えて、藤井(香川)や明徳義塾(高知)が出場するようになるかも。また同時に二十一世紀枠で、香川県の藤井が候補に挙がるのではないかと今日松下晶紀さんに言われて、あり得るなと合点しました。
決勝戦は英明が投打で、阿南光を上回った。打線は12安打と活発で、特に上位3人で9安打、打点も3点を挙げている。初回に敵失で先制すると、三回は5番松原の適時二塁打、五回は7番矢野の適時打で1点を加点。3-2の九回は8番榎本犠打、1番池田の2点二塁打、3番松本一の適時打で4点を奪って突き放した。投げては先発の松本倫が六回を被安打2、1失点の好投を見せた。加えて七回途中から3番手で登板した冨岡(防御率0.38)は三回無失点と好投で救援した。
こうして試合内容を見ると、英明にスキがない。第98回選抜大会は楽しみだし、神宮大会は初めてかな、ここでも一つ勝ってリズムに乗ると、あれよあれよと言うことも無きにしも非ず。募金集めがこれから始まると思うが、こちらも他校の参考になる。選抜大会までは時間があるので、県代表として大いに香川県を賑わせて貰いたい。
一方二十一世紀枠もあり得るかと先に言った藤井(香川県1位)だが、準決勝で阿南光(徳島県1位)と対戦し、延長十回タイブレークの末5-6で惜敗した。同一県から選抜2校選出は考えにくいが、一般枠と二十一世紀枠は文字通り枠が違う。これまで甲子園大会出場がなく、県大会で活躍した文武両道校としては、遜色がない。私は思い浮かばなかったが、言われてみればさもありなん。
こうなると香川県勢の実力が、またクローズアップされる。県内チーム数は微減だが、強くなっている。わが高松商も、これまでの10年間のように、頻発に甲子園出場する機会は激減だ。私立校の四校(英明・藤井・尽誠・寒川)が圧倒的に強く、公立校がこれに肉薄できるかどうか。高校野球ファンとしては面白くなったが、関係者としては複雑だ。