第8480回

仏生山連合自治会防災部会の防災講演会『災害について知り、災害に備える』

17日(水)19時から、仏生山コミュニティセンターホールで、標題の講演会が、講師・高橋真里(香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構危機管理先端教育研究センター技術補佐員)氏をお迎えし開催されました。町内の広報誌で予告を拝見し、出かけてみました。50名以上の聴講者でしたが、恐らく私が一番近いと思います。抱腹前進でも、帰れる距離であります。

被災地の状況を知り、どのような備えが必要か一緒に考えましょうとの問いに、高松市内のここ仏生山町周辺は海抜も高く、風水雪害がほとんどない状態だと私を始め多くの住民が枕を高くして寝ています。最近はご多分に漏れず、雷鳴が夕方中心に轟き、災害も決して無縁ではないと思い始めた矢先の講演会で、聴講者も多かったのではないでしょうか。

比較的安全安心だと過信しているところがあり、避難情報が発令されても、実際に行動する人はきわめて少ないのが現状です。2018年の台風21号の際、関西空港で橋に貨物船が衝突した大惨事に、香川県では県民の9割以上にあたる88万人に避難情報が出されましたが、実際に公的な避難所に避難したのはわずか400人でした。この『自分は大丈夫』という思い込み(正常性バイアス)が、避難の遅れにつながる最大の危険です。

避難行動の心構えとして印象的な講師の言葉、「空振りではなく素振り」。避難した結果、何も起こらなくても、それは『失敗』ではありません。いざという時に的確な行動をとるための、『練習(素振り)』と捉えましょう。きつい顔して優しいことを言う、頼もしい講師です。こんな席で、「よいしょ」されても困ります。災害現場を見てきた証人の言葉は、重いですね。

私ら夫婦も一時避難場所は、ここ仏生山コミュニティセンターと決めています。自宅にもSOHO(事務所)からも近く、勝手知ったる場所であります。それでも命を守るための備えの最重要課題は、災害時のトイレ対策と言われて驚きました。水や食糧が一番と考えていましたが、『流さないトイレ』の重要性を高橋先生は熱く語っていました。なになにフムフム・・・。

これには私も目から鱗、自宅隣に共同住宅4世帯がありますが、水は飲用水をポリタン各1を用意し、なお且つ日常的に雨水を昔の浄化槽に貯めていざという時の命の水と考えています。この水を非常時のトイレ水として流すと考えていましたが、断水時、下水管が破損している可能性があるため、災害時はトイレを流さないことが鉄則だそうです。東日本大震災の時の石巻市では、トイレ水の節水注意はありましたが、水は流していました。

この経験から先の発想になったわけですが、やはり究極は『流さないトイレ』ですね。この対策をこれからやって行こうと、今日の学びを早速役立てます。

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