大西秀人高松市長のどっとコム№93
広報たかまつの№1576の表紙裏に、「寬」という字あれこれと題した大西市長のBLOGが掲載されています。紙に書かれたものですが、「.com」という名前がついています。インターネットでも市報でも、内容は同じという意味でしょうか。毎月1日に発効されているようです。今月号を、偶然目にしました。
わたしもこのように、毎日「会長日記」なるものを書いています。いつのまにか、大勢の読者に広がっています。難しそうに偉そうに振る舞った日の読者数は同じように来ていますが、次の日からしばらくは来訪者が減る傾向にあるようです。
大西市長が年頭の記者会見で、今年の一字を訊ねられて、「寬」と色紙に書いたとか。寬は、菊池寛の「寬」とか良寛和尚の「寬」とか、市長は書いていますが松野誠寛の「寬」でもあるわけです。
私は時間のある自己紹介で、松野誠寛は「松の木に野っ原の松野」と申します。そして松は松の木で、家に通じます。野っ原は土地です。つまり「松野」は、家や土地を扱う不動産屋のための名字といっても過言ではないのです。と厚かましくこじつけを、100年の昔からこの説が決まっているように言います。
極めつけは、「誠寛(セイカン、本当はノブヒロと読みます)」です。誠実で寛大な接客態度が、どの商売でも求められます。「誠」の誠実というのは何となくおわかり頂けると思いますが、寛大の「寬」が更に大切なところであります。
先の大西秀人高松市長のコラムでも、地方創生や創造都市づくりを推進するに当たって、開放性や多様性を大切にしたまちづくりを行う必要があり、そのためには常に寛容の精神が求められるとの思いから、「寬」を今年の一字とされたようです。
「寬」という字の成り立ちは、「先祖を祭る廟(みたまや)の中で、眉を太く大きく描いた巫女がお祈りしている形」からきており、「ゆるやか」や「ゆたか、ひろい」の意味となるそうです。
さらに良寛さんの、特に独特の書文字は、「弱さに強さがある」と評される比類のない美しさがあり、その心の広(寬)さを感じますと市長は付け加えています。さて本題ですが、不動産業者にとって最も大切なのは「寛大」ではないかと最近とみに考えるようになっています。
不動産の購入申し出を頂き、色々ありやっと成約となれば恥ずかしながら思わず「やった」と一人バンザイをするのですが、次の日か次の次の日に断りが入ることがあります。「親に反対された」とか断る理由はもっともなことが多いのですが、それでも内心穏やかではありません。つい愚痴も出てしまいます。
こんな私ですが、いつの頃からか一番客としてあなたを最優先しますよと断って、二番客三番客を探す営業をするようになりました。一番客に、銀行融資がつかないこともあります。先の例のように、「親に反対された」という本人の意志とは別の結果というのもあります。同条件で、営業を続けます。
二番三番客を掴んでおれば、一番客が飛んでも「そうですか、それは仕方のないことですね。またの機会があったら宜しくお願いします」と言えます。人を悪くしないために、ダブルチェックが求められますが、心豊かに広い心で仕事をするための、私のダブルシフトでございます。