全国賃貸管理ビジネス協会4支部合同支部会


有馬温泉兵衛向陽閣に、東海関西中国四国の4支部から170人の会員を集めて、初の4支部合同例会が開催されています。司会者は山本末生さん、開会挨拶は、関西支部長宮野純氏です。
そのなかで、中国支部は関西から誕生したこと、その際に東海支部の平野理事が尽力されたことから、東海関西中国支部がすでに合同例会をたびたび開催されているとのことの報告がありました。それに初めて四国支部が、参加したのです。
その宮野支部長は、盛和塾ソールメイトでもあります。私も有馬温泉の宿泊は、初めての経験です。400年前には豊臣秀吉もたびたび湯治に来ていたと言われておりますが、私は昼食と入浴だけで有馬温泉へは来ましたが、宴会宿泊はまだ経験していない未知との遭遇であります。
共済事業で多くの収入を稼いでいる組織ですが、今年度数字目標を113%として、さらなる契約件数を訴えています。㈱全管協共済会からの報告では、更新契約の重要性も重ねて声を大きくしています。ナレッジ管理システムとか、私の知らない単語も飛び交っています。共済は、火災保険です。
続いて全管協コンプライアンスブックの説明を、ことぶき法律事務所の田村宏次弁護士が行います。弊社も毎朝、朝礼で全員輪読しています。ちなみに今日のところは、連帯保証人の法的立場の説明でした。第2段のコンプライアンスブックは、より克明に説明がなされています。
釈迦に説法ですが、「保証人」と「連帯保証人」は似て非なる存在です。それを「検索の抗弁権」「催告の抗弁権」「分別の利益」などの観点から説明しています。宅地建物取引主任者試験に出題される民法解説のようですが、日常の業務にも営業マンの知識として必要不可欠なものです。
そして本日の記念講演は、二宮清純氏の「人を動かすリーダーシップ」です。勝負に勝てる、勝てないは「準備力」の差だと氏は言うのです。ロンドン五輪で、ボクシングの村田選手が金メダルを獲った。
勝敗のポイントはボディーブローだった。カウンター狙いで早い内から、ボディーブローの準備をしていた。相手がいやがり、2ポイント差で金メダルに手が届いた。
アテネ五輪で高橋尚子さんが、女子マラソンコースの35キロ地点でスパートして優勝した。サングラスを捨てて、高橋がスパートした。あのシーンはその後の報道でもたびたび使われた。そこには、高橋の父親が立っていたのだそうです。サングラスを拾ったのも、もちろん父親だった。この辺りで高橋は合宿し、ここでスパートをする練習を何度も繰り返していたのだそうです。
北京五輪の野球で、星野ジャパンはメダルが獲れなかった。金メダル韓国、銀メダルキューバー、銅メダルアメリカで日本は0勝5敗だった。同じ北京でソフトボールの斉藤監督は、グラントの直射日光で外野の守備が危ないと気づいた。日本製の特殊なサングラスを持ち込み、着用を強制したのです。投手上野の活躍が勝因ですが、守備力が上野を助けたのも事実です。
あらかじめ準備しておく。準備なくして勝利なし。問題のおきない前に、原因の芽を摘み取っておくこと。そしてリーダーは言い訳をしない。準備が足りなかったのだとは決して言ってはいけない。
サッカーの川口三郎チェアマン。Jリーグを作った立役者ですが、単なるリーグ戦ではなくて、サッカーを通じて教育をするという百年計画を立てたのです。専制君主とか独裁者とか言われましたが、「時期尚早という人間は百年たっても時期尚早、前例がないと言う人間は、二百年たっても前例がないと言っている」と反対意見を制して設立にこぎ着けたのでした。
21世紀のリーダーの条件。まずはパッション(情熱)、これはぶれてはいけない。次にミッション(使命)、そして第三にアクション(行動)、閉塞感を打破できるリーダーの持つべきお題目はこの三つだ。
イタリアサッカーの本の冒頭に、「良きリーダ足らんと欲するならば良き背中を持ちなさい」と書かれている。「子供は親の背中を見ている」と言われるが、私二宮は、澤穂希の背中が一番の手本だと思います。澤穂希自身も、「苦しくなったら私の背中を見なさい」と自ら言っていました。澤穂希さんの背中は、希望と灯台です。
練習では誰よりも努力をし、試合にあっては決して諦めない動き。その考え方においても、澤穂希選手が日本女子サッカーを金メダルへと導いたのです。宴会後の二次会で、誰かが「男の背中」を唱ったのでしょうか。馬鹿なことを考える私でした。