ロンドン五輪もあと2日を残すだけ
どこかの会合で、今年のロンドン五輪で日本選手は、メダルを前回の北京大会の26個以上はとれないと言った挨拶をする代表者がいました。何の根拠かと聞き耳を立てていたら、政治が不安定の時には、五輪の結果が思わしくないということでした。前回の五輪は、突然「200年住宅」を言い出した福田首相の時でした。
私はこの挨拶がなぜか頭の中に残り、「そうかな」と疑心暗鬼でした。根拠としての相関は全くありません。政治がしっかりしていたら、選手にさらに手厚い褒賞が与えられるとかいう制度がありません。また逆もないですから、結果は偶然というしかないと思います。
昨日は男子サッカーが韓国に負けて4位に甘んじて、今日は女子バレーボールで韓国に勝って3位銅メダルです。韓国や中国はアジア圏の盟友ですが、ことスポーツの試合にあっては話が別です。彼らも「日本には負けられない」と牙をむいてかかってきます。
男子サッカーもそんな試合でした。私の見方からすると、「徴兵制」のあるなしの差かなと思いました。韓国は前日の大統領の竹島訪問のように、自分の領土だと決めたら身を挺して守るというか占拠して実力行使をする。周りの意見など聞く耳をもちません。
これに対して日本人は、「話し合い」で解決するというのですが、そんな甘い問題ではないと思います。領土は獲るか獲られるかですから、中間的妥協はあり得ないと思います。その力の中に、お金も入ると思います。ミサイルという球を打てないとしたら、現ナマという球を打つのも方法です。
バレーボールや卓球のような真ん中にネットがあり、この領域が侵されないゲームでは自分の活躍が勝負を決めます。またサッカーのような、ニュートラルゾーンがないゲームでは、自分の活躍対相手の動きで結果が決まります。自分たちが最善を尽くしても相手がそれ以上であれば、残念ながら負けます。
過去にはこの種のゲームでも日本はそれなりに強かった。柔道にレスリング、体の大体の大きさで分けてくれていたらどうにか技でカバーできて、メダルにも手が届いたのでした。それも金メダルが多く、ぶっちぎりの勝利でした。
これからの五輪や世界大会では、ネットがあるかないかでそもそもの対処法が異なると思います。ネットがあるならば福原愛さんのように、自分の弱点のバックハンドを徹底的に強化する。相手と戦う前に、自分に勝つことでしょう。愛ちゃんおめでとう。3歳からの泣き顔、忘れていません。
そしてネットがない競技では、独り相撲か大勢相撲かで、判断ができそうな昨今の日本人の活躍ぶりです。女子サッカーでは、どう見てもアメリカの巨漢にはかないません。一人のフォワードを3人で止めても止めきれない。3人でだめなら、4人で戦うしか勝機はないと思います。澤穂希さんは15歳からの日本代表でした。五輪初のメダル、おめでとうございます。苦労人ありがとうございました。
メダルの数は確かに金が減って、5個で世界ランク13位です。しかし合計数では35個を数えています。総数ではドイツに続いて6位です。まだ終わっていませんから暫定ですが、考えようによっては、銅メダルが多いこと、またこれまでのメダル以外の競技でのメダルが増えたことを考慮すれば、期待の持てる日本人選手層と言えるかもしれません。