第42回全国不動産政治連盟年次大会とカンブリア宮殿



衆議院財務金融委員長の海江田万里氏を迎え、年次大会が開催されています。前の経済産業大臣です。会長挨拶でも来賓挨拶の中でも、廃案になった「賃借人の居住安定化法」は、この政治連盟が矢面に立って反対署名をした成果と言われています。会員は約10万弱人います。業界の最大勢力です。
私も小欄で度々書きましたが、賃料滞納者に対して強引な取立行為等を禁じるという内容の法案です、罰金100万円や懲役を科すという大変厳しいものでした。われわれ不動産業者や保証会社はもちろんのこと、大家さんが自ら賃借人に「家賃を払え」と言って、家賃不払いをしている賃借人が「脅された」と感じたら逮捕されるというものです。
家賃払っていない入居者は、言われなくてもオロオロしています。例えやさしく言ったとしても、内心は穏やかではありません。こんな心理状態も考慮せずに、「威迫」というなら世の中の多くの出来事が威迫ですよ。しかしこれとても、姿を変えて再出の可能性も否定できません。
また居住用賃貸物件(アパート・マンション等)の消費税非課税も、政治連盟の課題です。消費税額が8%になる法案が衆議院を通過しましたが、居住用家賃は非課税です。生活必需品を「衣食住」と言いますが、住は食に次いで大切なものです。住まいなくして人間らしい生活は出来ません。
午後からは第2回全国賃貸不動産管理業協会総会でした。「全宅管理」と呼ばれている組織で、全宅連内の不動産賃貸管理部門と言った組織です。別に公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(会長は福岡の三好修氏)とか、2~3の類似組織があります。それだけ賃貸管理業は、不動産業の中枢を占めるまでに成長しています。
会長に先の三好さんと同じ福岡宅建の北里厚氏を選んで、伊藤全宅連会長から交代になりました。予定路線だとは思いますが、杉野温専務理事から交代で初めて参加の私ですから、要領を得ません。
そして夕方の高松便で帰省しました。帰社したら書類が山積していました。いろいろな課題が待ち構えています。2時間ほどかかって処理して帰宅します。食事をしたら今日は休肝日です。韓国から東京へ、パートナーに恵まれてよく飲みました。
22時からは、テレビ東京系列「カンブリア宮殿」でJAL再生の特集が90分の特別編成で放映されると聞いています。稲盛和夫会長がお出になって、どんな話しをされるのやら楽しみです。盛和塾の塾長例会でお会いした、JAL社長の植木義晴社長も登場です。
稲盛和夫塾長のお話しは、いつもどこでも同じです。「京セラフィロソフィー」と「アメーバー経営」です。秋にJALが再上場し、政府からの公的資金の返還が出来れば、「稲盛和夫塾長」の姿はJALから消えるのでしょうが、その後5年が植木義晴社長も重要だという認識をされていました。
ところでこのカンブリア宮殿ですが、以前放映されたAOKIの銀座本店へ行ってみました。テレビで言われていた12万円もする高級品も確かにありました。私もスーツ姿が作業着ですからそれなりに並べてあり、順番に着ていますがもう何十年も量販店で購入することはありません。
チビでむっくりですから、標準体型のものが合いません。また1万円のスーツでは、いくら何でもという変なプライドも確かにあったと思います。テレビで取り上げられたAOKIの社長や商品は、それを否定するのに十分な内容でした。高松に支店がないもので、上京の機会に行くことにしました。
銀座本店副支店長の吾妻翼さんによると、この店へもカメラが入り撮影が行われたと言うことでした。それから番組を見たというお客様が沢山来店されているようで、「カンブリア宮殿」は、確かに経営者必見の番組のようです。植木義晴社長の涙も、男の涙でした。同じ年ですが、男も惚れる確かにいい男でした。