ワタミ株式会社渡邊美樹氏の講演会

高松信用金庫が主催する講演会に、渡邊美樹氏が講師として登場し、会場内を魅了していました。実にパワフルで、まさに時代の寵児です。10歳で母親を亡くし、骨を持って死のうとしたというから、その後の氏の行動の原点がここにあることは、疑いのないところでしょう。氏は、一番辛かった悲しかったことだったと、母親の逝去を振り返っていました。
そしてその翌年、父親が経営する会社を清算したことから、「将来は社長」と決めて動き出すのです。高校を卒業してすぐ働こうとしましたが、「何で社長になるか」とやることが決まっていなくて、「職探し」に明治大学へ入学しました。7歳後輩になりますが、完全に負けています。
2年生の時に日本一周。4年生の時に、北半球を寝袋持参で回ってみて、「ITか飲食業で社長になる」と決めて、卒業後経理学校で半年勤務し、佐川急便へ転職して1年で、300万円の資本金を稼ぎました。佐川急便は、資本金を稼ぐ巣であることは、高松でも言われているところです。
それから飲食の世界で、居食屋「和民」をはじめ、今では「外食」「介護」「高齢者向け宅配」「MD」「農業」「学校」「病院」など多才なところで、「人」が差別化となり、コツコツと売上・利益を積み上げる事業のみを展開するスタイルを貫き通しています。
「夢をカタチに-これだけで「組織」は強くなる-」というテーマでの講演でしたが、これが渡邊美樹氏のすべてだと思いました。最貧国カンボジアに学校と施設を造り、そこから次の世代が育ってくることを夢見ています。夢と現実が、実に上手くコラボしている人です。
地球上で一番たくさんありがとうを集めるグルーブになることを目指して、100年存続する企業を作ろうとしています。その中身は、「人の心」です。熱き思いの従業員数、和民だけで1586名(2009年12月1日現在)を束ねる幸せ配達人が渡邊美樹氏のように思いました。全く新しい経営者です。http://www.watamifoodservice.jp/