小泉改革の弊害か公益法人制度見直し




香川県宅地建物取引業協会も、頭に社団法人がつきます。社団法人や財団法人などの公益法人の見直しが続いています。つまり、さほど公益性がないまた、ほとんどない公益法人が存在して、公務員の天下りや談合の巣などに使われているのではないかとして、小泉純一郎元首相の御代に、見直しが決まって今暫時作業が進んでいます。平成23年までと締切が決まっています。
もっとも小泉改革で、例えばタクシーの新規導入というか新規参入の規制を撤廃して、比較的簡単にタクシーの増車、新規登録が出来やすくなりました。これによってある地域では車が倍になって、運転手の収入が半分になったという減少も散見されています。
私は全国いろいろなところへ行きますが、タクシーの運転手さんは「景気は悪い」と10人が10人必ず言います。東京のタクシー会社が、労働時間外の就労をさせたからとして今数百台のタクシーが営業禁止処分を受けています。会社から言われた言われないにかかわらず、運転手さんも背に腹は替えられなくて、時間オーバーでも働きますよ。
香川県宅地建物取引業協会にあっても、社団法人ですが、そのほとんどは「会員」のための仕事であって、香川県民のためには存在しません。それでは「一般社団」へ移行して、これまでの蓄積財産を「公益社団」に寄付せよと言うのが制度改革の骨子です。
これとの戦いで、四苦八苦している訳です。先輩が営々と築き上げたハードもソフトも、政治制度が変わったからと言って、そう簡単に手放す訳には行きません。私たちは執着しないと考えても、そうはいかないのが組織です。
本日は県下15の支部長や34名理事、4名の監事が集まって、理事監事会が高松で開催されました。島しょうぶの小豆島からも3人の役員さんがお越しでした。英知を結集して「会員の収益向上」と「県民への安心と信頼」を提供できる、あたらしい公益法人香川県宅地建物取引業協会を目指しています。