KAGAWAの正体
四国新聞創刊120周年特集記事の中に、藻谷浩介(もたに・こうすけ日本政策投資銀行地域振興部参事役)氏の香川県分析が掲載されています。
藻谷浩介氏は、喜代美山荘花樹海の三矢昌洋社長から頂いた「ニッポンの地域力」を上梓され方です。日本経済新聞出版社から、2007年9月に初版が出ています。
特集の中では、次のように書かれています。「県内のベストプラクティスが県全域に広がらないのも不思議だ。商人経済の長い歴史が培った商人としてのプライドが、まねを許さないのだろうか。香川にはまだ謎が多い。
香川はずっと前から、都会だったのです。それが1990年代半ば頃から、郊外の大型ショッピングセンターが出現したことから、「都市(まち)がまちでなくなる」ことになりました。三越高松店も、「まちへ行こう」というキャッチセールスをしていますが、われわれが憧れて行った「まち」はもうないですね。
愚痴はこの位で、先の藻谷浩介さんのデータの元を探ってみました。総務省のHPにありました。www.stat.go.jp/data/ssds/index.htmに「統計でみる都道府県のすがた」に詳細があります。
私は「H.居住」をプリントアウトしましたが、12ページにも及ぶ膨大な資料です。香川県でも全国一がふたつありました。新聞でも報道されていましたが、№279クリーニング所数と、№286主要道路舗装率です。逆に下から数えた方が早いのは、№266下水道普及率が43位です。ちなみに44位は鹿児島県、45位が高知県、46位が極端に少ない和歌山県、最下位は徳島県となっています。
そして大型小売店数は、人口10万人当たり14.86店で9位。高知県は15.33店で7位です。
商売柄、借家比率は(対居住世帯あたり住宅数)28.6%で29位、共同住宅比率25.1%で24位、住宅の敷地面積は293㎡(88坪)で25位です。借家住宅の延べ面積53.3㎡(16坪)で6位です。さらに借家住宅の畳数は20.36畳で4位です。一人当たりは9.63畳で全国5位です。住宅に関するデータを見る限り、香川県は恵まれているようです。