路線価7月1日公開,全国平均10%上昇by国税庁
平成20年分の路線価(相続税評価額)がホームページに公開されました。例年8月1日ですが、今年から冊子版が廃止され、事務作業が短縮され、1ヶ月早まりました。
過去には9月に発表されていましたが、技術の進歩、特にIT化が進んで、紙情報がすっかりWeb化になりました。全国どこの路線価でも、コンピュータを駆使して見ることができるのです。当然プリントアウトできますから、昔流で言うと、「路線価図」をコピーしてお見せすることができるのです。それも3年間のデーターを比較検討することができます。
路線価は1月1日時点の評価で、3月発表の公示価格の8割を目安に算出されています。公示価格の伸び率が対前年比1.7%に対し、路線価が10%と差が開いたのは、公示地価が単純平均するのに対して、路線価は地価額の平均で比較するため、大都市の地価水準が高いため全体の伸び率を引き上げた為です。
ただしこれは1年前の調査結果です。現実の地価はもう下がっています。これをヒントに売買価格を算定すると、痛い目に遭います。なだらかな上昇または下落時であれば、多少の修正をして路線価を「時価」に利用することができますが、昨年秋からの急な暴落に対して、路線価は参考程度の値でしかないのです。