県有地が取得額のわずか2割で売却
香川県が15年前に、多額の負債を抱えていた旧国鉄への救済措置として取得していた高松市花園町3丁目の土地が、このたび3億1100万円で売却されたことが分かりました。当然取得費はいくらと、げすの勘ぐりをするのですが、その当時の取得費は何と16億7700万円でした。これって、全部税金ですよね。
敷地面積約5100㎡(1542坪)ですから、坪換算では88万円余となります。当時としては、このくらいだったかと思いますが、それにしてもバブル崩壊後ですから、国鉄清算事業団を救った価格であったのでしょう。
当然香川県としては有効活用を検討したのですが、これに箱物を乗せては採算がとれないと判断したのか、稟議を通す蛮勇がなかったのか、結果15年間放置されたままでした。心配はいりません。公共物ですから、固定資産税は課税されていません。今売却という判断は正しいと思います。その差額の13億6600万円は、文字通り水泡に帰す結果となりました。これも県民の財産的価値が減少したのです。笑ってはいられません。
私もそうなんですが、高松市のことに対しては敏感ですが、香川県のこととなると少し感度が鈍っています。これでは、これからの香川県は確実に破綻します。しっかり見ていないと駄目です。まじめに自分の払った税金が、消えています。
現在価格は坪当たり22万円。担当者もこれほどまでに下落するとは思ってもなかったとコメントしています。ある残念な現実を紹介しました。