第1973回

盛和塾香川2007最終例会

稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)が主催する会の、香川支部です。支部というのは正式ではないのですが、今や国内はもちろん、アメリカ・ブラジル・中国にまで組織が出来ています。会員も日本人に限りません。

稲盛和夫氏は、「フィロソフィー」と言うことを盛んに言います。正式には哲学と訳すのかもしれませんが盛和塾では、「考え方」と解されています。考え方一つで、現象がかわるといわれています。

われわれは、食べ物の賞味期間の偽造や、商品内容の偽造、銀行・証券会社・上場企業の粉飾決算など、本来あってはならないことのほとんどの原因は、経営トップの「考え方」の間違いに起因していると思っています。

面白いことにそうは言いながら、稲盛和夫塾長は、「フィロソフィ」を数字にまで落とせとおっしゃいます。「売上最大・経費最少」ともおっしゃいます。要するに正々堂々と沢山儲けて納税して、剰余金を内部留保してまさかに備えろと言います。

もちろん売上最大も、社員の心を一つにして、全員がコツコツと一生懸命働いて心を磨き、その結果として自然に上がるものと定義しています。

そのためには京セラでは、月末日の12時までを締め切り日として、それまで目標達成に必死になります。全部門が目標必達に、邁進します。部門長は毎日の達成を、注視しています。出来ないと判断したら残業という手段も、製造部門では取り入れています。営業部門は、もう10件、新規飛び込みをするとも訊きました。

要するに小さな目標の達成が、半期の、一年間の目標達成に繋がるのです。従ってその組織を出来るだけ小さくし、その期間を最小単位の一日としている訳です。

本日は16時から、塾長講話のDVDを視て、17時から今年の締めくくりをしました。年初に掲げた目標の結果反省です。参加者全員が、達成率○○%と自己分析していました。

意外だったのは、この盛和塾にしてまでも、「塾長は退会者と不参加者増大に腐心している」という事務局からの報告でした。私は自ら入会をお願いした者ですが、ここでも会員増強を掲げています。組織とは、げに恐ろしいものだと思いました。こんなに憧れて入る会も、出席しない人がいるのですね。

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