きょう62回目の終戦記念日・「太平洋戦争」DVD全10巻を観ました


きょうは8月15日、終戦記念日です。吾々日本人としては、「敗戦集結日」と言うべきが正しいのかもしれません。無謀な戦争と私も思いますが、改めて「太平洋戦争」を今日一日見ていました。
ユーキャン出版事業部が、総合監修者に「半藤一利」氏を登用して編集した大作です。この類の作品の売り出しは、特にこの時期に多いのですが、思い切ってこれを買ってみました。それが昨日思いもせず自宅に届きました。因果なもので、14日は終日高校野球を見て、15日はまた終日、「太平洋戦争」10時間余を観ていました。
同時に届いたパンフレットには、「あれは愚かな戦争だと分かっているけれど同時に、そうは言っても『我々日本人は一生懸命やったんだ』という気持ちもある」と書かれています。この言葉は、含蓄がありますね。やはり開戦は日本国軍人の不遜が原因ですが、世界中で、「戦うことで消費経済のバランスを保つ」効果が期待されたようにも思います。日本人の将兵の犠牲者が、212万人と言われています。こんなに多くの犠牲を出さなければ「気づかなかったのか」と残念に思います。日本は原油などのこれまで自由にならなかった物資調達が出来るようになりました。アメリカは得意の航空産業界の大進歩をこの戦争で得ました。
戦争を通じてアメリカは、実に超スピードで戦争進化しました。特に戦闘機の増産とレベルアップは、日本が追いつけない進化でした。それがもっとも大きな勝因ですが、この成功の裏には、アメリカ軍には戦争戦略があって、日本軍には戦争戦略がなかったからだと決めつけるのも、1つの仮定ではないかと思います。
ご存じのように日本は宣戦の布告を怠りました。これでアメリカは、「正々の旗」を得ました。これはアメリが軍にしては、「相手の敵失」ですが、国威の向上に大変役立ちました。
そして日本は真珠湾攻撃の奇襲で前半戦優位に立ちましたが、その次はどうする、そして戦争の終結はどうするかという戦略を持っていませんでした。真珠湾攻撃に大勝しても、その次がなければ、勝ちで終戦は迎えられません。
このDVDを観ながら、いろいろ考えた一日でした。