三好勉・三好不動産会長ご逝去




残念な報告が届きました。一枚のFAXですが、療養中の三好勉会長が、2日帰らぬ人となったという組織本部からの連絡でした。10年にも及ぶ闘病生活でした。衷心よりご冥福をお祈りします。
三好勉様は、アパートマンション管理業界の第一人者であり、褒章と叙勲の両方がそれを物語っていると思います。会長が不動産賃貸斡旋業を始められたのは、昭和27年と聞いています。私が生まれた年です。
社団法人福岡県宅地建物取引業協会の会長を歴任中、自らが考案した「鳩マーク」が今は、(社)全国宅地建物取引業協会連合会(略称・全宅連)のマークになって、全国12万社の店頭に掲げられています。
その他、財団法人日本賃貸住宅管理協会の会長など、最先端のノウハウを構築する団体のリーダーとしても、その存在は、「三好さんがいるから」と参加者の安心と意欲の象徴でした。
平成9年9月、「香川県不動産同友会」が借家・アパートオーナーのためのセミナーを、高松市民会館大ホールに県下一円から1,800名の参加者を集めて開催しました。同会の20周年記念特別企画として位置づけて、私が実行委員長を仰せつかったもので、知る限りの著名人を講師にお願いしました。
㈱三好不動産・代表取締役会長三好勉様、弁護士・江口正夫様、㈱ハート財産パートナーズ・代表取締役林弘明様のお三方に講師をお願いしました。成果は言うまでもなく、満員の会場(会場は2,000人定員ですが、1,800人入ると満員に見える)の聴衆は、3人の話しを食い入るように見入っていました。
その後北九州市の「不動産中央情報センター」で開催された、不動産シンポジュウムで講演をされてのちに、脳梗塞で床に伏したと聴いております。
また三好勉会長は、私の初めての師でもありました。昭和60年、賃貸管理を始めるに際して、住宅新報主催のセミナーを大阪で受講しました。その時の講師が、三好勉会長でした。会長はもう既にこの頃から、全国区でした。1週間後、私は博多天神の三好不動産の会長の部屋にいました。
いろいろの資料や経験談をお訊きしました。わが社の基礎がここにあります。その後、「不動産中央情報センター」の賃貸管理講座を受講して、骨子を固めたことになります。
昼一番からお邪魔をして、夕方私と一緒に会社を出るとき、奥様に、「そろそろ帰るばってん、途中で買い物をするな」という意味の話しかけをしていたのが、非常に印象的でした。公の顔は業界天皇、私的な顔は、人の良いおじさんでした。三好勉会長を悪く言う人はいません。本当の仏様です。ご冥福をお祈りします。