第1720回

堀江貴文被告に実刑判決「ライブドア事件」で東京地裁

ライブドア粉飾決算事件で、証券取引法違反の罪に問われ、無罪を主張していた前社長の堀江貴文被告に対し、東京地方裁判所は懲役2年6月の判決を言い渡しました。

検察側の求刑懲役4年に対して、2年6月の判決は6割2分程度ですから、妥当と言えるかもしれませんが、執行猶予無しの「実刑」は大変厳しい判決だと思います。もともと検察側の求刑が大変厳しいものでしたが、検察側の主張を全面的に認めた判決ですね。

堀江側は即刻控訴し、上級裁判所で争うことになりますが、いずれにしても最高裁まで行くように思います。判決後、拘置されたものの保釈保証金5億円で再保釈されたようです。あるところにはあるものですね、前回保釈金との差額2億円を現金で納めたそうです。

わが身に置き換えると、「2億円もいるのなら拘置されていたら」と妻に言われそうです。

この問題にはいろいろなコメントが発表されています。マスコミネタとすれば、ホリエモンを担いだ自民党へも猛省を促せますし、公権力の横暴という切り口でもテレビ番組が作れます。

私は少し角度を変えて、万一「あの選挙」でホリエモンが当選していたら、この事件はどうなっていたかと考えてしまいます。

あの亀井静香大先生に一歩及ばなかったのですが、対抗馬が亀井氏でなければ、恐らく立候補もなかったかもしれませんが、選挙戦は本当に勝っていたと思います。であれば、堀江貴文代議士先生ですよ。検察側も逮捕できたかどうか。少なくても、懲役4年は求刑できなかったのではないかと邪推してしまいます。

その前に下された、日興コーディアルグループの粉飾決算発覚で上場廃止になりそうでならなかったことに比べれば、司法と民間会社(東京証券取引所は民間会社なのです)という差はありますが、その結果には大変な差があります。

確かに「見せしめ」的、懲罰意図を感じるのですが、「ホリエモン」や「村上ファンド」が若者の働く価値観を変えるほどの影響力がありました。人にとって大切なものが、すべて「拝金主義」という価値観を作ってしまいました。教育の退廃も価値感喪失の大きな原因だと思いますが、やはり金さえあれば愛までも買えるという拝金主義を、私は好きになれません。うがった見方をしたら金のない者の遠吠えにも聞こえますがね。

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