第8054回

香川胆識の会7月例会2024

盛和塾香川の後継として、香川胆識の会が勉強会を継続しています。経営における気づきを得られる機会となるように、新体制で臨んでいます。本年度も『実学実践勉強会』『フィロソフィ勉強会』『経営実践発表』の三部構成で、時間の経過を忘れてしまいます。若者を中心として、運営がなされています。会場は花樹海、時間は毎月第3木曜日の16時からと固定しています。

三部構成で例会は散会となりますが、その後は希望者でコンパです。その席では、今日の発表者にさらなる質問を浴びせかけます。多少のアルコールが入っていて、例会場での質問より深掘りしたモノもあります。経営の内容を自慢するモノではなく、そこそこ上手くいっているがまだまだ足りないという経営者の苦悩の披露のようです。

私はノンアルコールですが、コンパも必ず参加するように心がけています。飲んでいた頃も参加していましたが、稲盛和夫塾長は、『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』の人生方程式を説きます。コンパでの再確認や気づきが、存外多いのです。この先はどうなるか分かりませんが、これまでは会議で難しいことを言いながら、コンパでかみ砕いて伝えるという手法が、盛和塾の秘伝でした。

今日はもう一つコンパで、面白い『古書ビジネス』をしている新人が来ていると紹介されて、名刺交換にそこへ行きました。『株式会社かまんよ書店(青木大)』さんです、古書の買い取りと再版をしているとのことでした。私も空き家実家の処分を依頼されて中を拝見すると、古書が多くある家に遭遇することがありました。これまではオイスカ四国支部につなぎ、段ボール持参で私も搬出に協力したりしていました。

オイスカは全国から集めた古書を、横浜のブックオフ本部に送り、買い取りをして貰うシステムのようです。これの欠点は、再版可能な比較的新しい本や流行本しか買い取りをしません。再版を考えると、それも仕方ないと諦めていました。内心では「この古本はもう絶版で手に入らない。ほしがっている人には垂涎の的だけど」と考えていました。この青木流は、古本すべてを引き取り、インターネットで販売します。

また驚くのはその価格です。フランチャイズ全国組織ブックオフのシステムは、定価の1割で買い取って5割で売ります。全国で、誰でも仕入れが出来ます。一方青木流は、自分だけで値付けをします。販売価格をネットで検索したら、1万円2万円の古本が商品として並んでいます。どうしてもほしいとなると、その価格でも買います。仕入れ先は私と同じ、解体前の古家です。ある意味、『なんでも鑑定団』に登場する『骨董品』のたぐいです。

私も過去にブックオフを経営するA氏に、販売商品のデータベース化をしてくれないかと相談したことがありました。フランチャイズ組織ですから1社での成功は全国へ波及します。結果それは出来ませんでしたがある意味青木流は、それを成し遂げています。『売る』という発想から『買う』ように、システム誘導を行う。また返品に関しても聞いてみたのですが、1万円等高額なモノの返品はなくて、3千円までの商品の返品はあるようです。

さらにさらに驚いたことに、青木大さんは過去に松野不動産㈱にその当時の扱い商品を販売したとか。私が窓口で、口やかましく言ったようです。いろいろ言ったところでその商品を買ったようです。「原田洋一さん担当でした」と、彼は昨日のことのように詳しく覚えていました。聞いてみるモノですね、新しい展開が始まりそうで、わくわくします。古書は商品ですが、買う人には『宝』です。

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