会長日記

第4119回

所得拡大促進税制と雇用促進税制は25年度税制改正の目玉

平成25年度の税制改正では、景気に最大限配慮されたものになっています。「アベノミクス」と総称されていますが、消費の担い手である勤労世代の所得水準の改善のため、従業員の給与等の支給を増やした雇用主に減税の措置がとられています。たまには目線を替えて、景気総論を考えてみます。

消費税の値上げに伴い、政府は所得税減税、法人税減税をちらつかせています。減税で企業が儲けたら、その分給与等の支給額を増額させるのでないか、そうなると可処分所得が増えて、消費税値上げでも消費、つまり需要を喚起できると善循環を想定しています。

まず経営者が考える、給与等支給額を増やした場合に減税が受けられる①「所得拡大促進税制の創設」と、雇用者数を増加させた場合に減税が受けられる②「雇用促進税制の拡充」の2つについて分析してみます。これはあくまでも経営者目線での分析です。税理士・公認会計士の目線ではありません。悪しからず。…

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第4118回

平成25年度全宅管理会員研修会で聞いた村田奈津恵さんのこと

今日は、中四国ブロック研修会が岡山で開催され、業務企画委員の三好孝一(三好不動産副社長)氏が講師でした。昨年は高松会場で、同じような研修会が開催されていました。私も業務企画委員ですが、昨年からで、動きが全く見えない中での悪戦苦闘です。

今年も、とりあえず参加するのが一番の貢献だと考え、岡山へ出かけました。木曜日を定休日にしている関係で、今朝はゆったりとした時間が流れています。岡山までは、JR瀬戸大橋線マリンライナーで1時間弱。今月5日から瀬戸内国際芸術祭2013秋季がはじまっていて、マリンライナーの乗客層も少し変わっているようです。

1両目の下が普通指定席で、追加料金が確か500円だったと思います。隣の席にヤングマンが来ました。「私が奥へ替わっても良いですよ」と言います。「お願いします」と彼を窓側へ誘います。そして自分の指定券を見てみました。私がA席ですから窓際なのですね。案の定彼は、…

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第4117回

第20回高松秋のまつり仏生山大名行列

高松市が協賛金を出す高松市のまつりは、バランスよく春夏秋冬開催されますが、今年の秋のまつりは記念すべき20回目を迎えます。毎年大物が殿様役として騎乗していますが、今年は高松松平家第14代当主松平頼武公、本物の殿様が、「殿役」として登場します。

漏れ伺った話ですが、昨年の「法然寺五重塔」建立から、一層目が讃岐へ向いているようです。また都内にあるご先祖様の墓の一部が、新たに法然寺に移築されると聞いています。東京都内の境内地が、立ち退きになるからと言われています。

というのも松平家の殿様も、13代すべてが法然寺に埋葬されているわけではなく、13代のそれぞれが、確か3箇所ぐらいに分散されていました。1代は殿様1人に対して、家人も家来も数多くがついています。これまでも多くの殿様が法然寺境内にあるのは事実ですが、さらに加えて移ってくるのは良いですね。

高松秋のまつりは、殿様が菩提寺の法然寺に墓参…

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第4116回

不動産キャリアパーソン修了試験

「不動産キャリアパーソン」は、(公社)全国宅地建物取引業協会連合会が開講する、平成25年度スタートの「『不動産キャリア』サポート研修制度」の第1段として行われる講座です。この第1段では、不動産取引実務の基礎知識を習得することが目的ですが、今後は取引実務の専門的知識習得のための第2弾を実施するとされています。

「不動産キャリアパーソン」は、実際の不動産取引で活かされる「実務」知識の基礎知識の修得に重点を置いた資格講座です。物件調査・契約の基本をはじめ、取引実務において必須となる基礎知識を、取引の流れに沿って体系的に学資し修得できるカリキュラムになっています。

①宅地建物取引業者だけでなく、消費者の方や学生など誰でも受験可能

②不動産取引「実務」の知識修得に重点を置いた通信教育講座

③テキストとインターネットの講義動画で、取引実務の基礎知識修得

④パソコンによる修了試験を全国の指定会…

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第4115回

弊社経営に寄与する四国連携インスペクション

中古住宅の売買価格が下落する曲線に沿うかのように、販売数が増えています。原因の一つは、四国連携が推奨している31,500円のインスペクションです。第1号検査は、築後10年程度の築浅物件でした。私はこのシステムを構築した際、築浅物件のインスペクションは特に有効だと考えました。

まだまだ媒介(一般的には仲介)時に、インスペクションをするという業務フローは、日本全国どこを見ても定着していません。定着していないと言うより、まだ「知らない」というのが実態かと思います。それも仕方がないことで、今年8月初旬から始まった制度ですから、告知にも限界があります。

役得というか、先駆者として義務からも、私は社内で「インスペクション」を推奨しています。素直な原田洋一売買担当は、私もビックリするほどこのインスペクションを使って、売却物件の掘り出しに効果をあげています。彼は築後30年超の中古住宅の媒介に、インスペ…

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第4114回

仙台藩主・伊達政宗がつないだスペインとの400年

これも過日の仙台訪問で知ったことですが、1613年(慶長18)秋、仙台藩主・伊達政宗の命で、支倉常長(はせくらつねなが)率いる慶長遣欧使節が出航しました。それから丁度400年という節目に、スペインの大統領が来日したり、支倉常長の13代目子孫支倉常隆氏がスペインへ行ったり、交流展なども開催されているようです。

そういえば伊達の殿様が、南蛮交易が盛んになる前に、メキシコ・スペインへみずから造船した船を出したという歴史上の記載を読んだことがありました。この度、仙台勝山館で交流会をしながら、いつもは仙台城にいるという役者一座の語りを聞いて、興味が一層膨らみました。

当時、日本の商人はスペイン領だったフィリッピンと交易をしていました。南蛮漆器を含む日本からの輸出品は、一旦フィリッピンに渡り、スペイン商船は、そこから海流に乗って北上、仙台藩沖を通ってメキシコに日本商品を運んでいました。大いに遠回り…

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第4113回

高松南ライオンズクラブ40周年記念式典

高松周辺には、22のライオンズクラブがあります。最年長は結成55年を迎え、新しいところでも10周年を迎えています。世界はともかく、国内では概ね5年毎に記念式典等が行われています。その時のクラブの方針で、近所の例えば同じゾーン所属クラブだけお呼びするとか、範囲を広げて同じリジョンまでにするとかいろいろです。

私の所属する高松栗林ライオンズクラブは、今年4月に50周年を矢野恵美子会長・馬場基尚実行委員長で、参加メンバー300名超を集めて賑々しく行いました。本日はその答礼です。ゾーンは違いますが高松栗林クラブ3役と、先の2人、私も衆人担当者でしたから感謝の気持ちで参加しています。

記念誌を拝読すると、私の住まいする仏生山町在住のメンバーもかなりいます。高松南というクラブ名からも、仏生山町が核になったことが想像できます。チャーターメンバーに、相原嘉廣氏、石原和夫氏、吉田宏基氏、丸本益好氏、岡豊…

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第4112回

一般教養Ⅲ・討論!海外の不動産事情から日本の現状を読む!

公益財団法人不働産流通近代化センターは、不動産コンサルティング技能登録制度発足20周年を記念して名称を「公認不動産コンサルティングマスター」に変更し、その後大変な勢いで専門的な勉強会を主催しています。

本日も標題のタイトルで、近代化センター主催で案内が来ていましたが、不動産コンサルティング中央協議会主催、参加費無料の「不動産コンサルティングに関わる海外調査総合報告会」として開催することとなりました。受講生からすると、どこの主催でも良いので安いにこしたことはありません。

まず不動産コンサルティングに関わる海外調査総合報告として、明海大学不動産学部中城康彦教授から、海外調査の概要等の説明がありました。明海大学は、日本でただ一つ不動産学部を持つ大学です。中城康彦教授は学部長であり、看板教授でもあります。

中城康彦教授は一級建築士、不動産鑑定士の資格を併せ持ち、アメリカで不動産投資の実務も経…

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第4111回

東北地区中古住宅流通促進協議会を訪ねて

平成25年度国土交通省「中古不動産流通市場の活性化に関する調査検討業務」団体に採択された14協議会のうちの、東北地区中古住宅流通促進協議会を表敬訪問しました。大城秀峰事務局長と安部淳市事務局が、東北の現状を聞かせてくれました。やはり東京で聞くのと現地で聞くのとでは、違うなと率直に感じました。

東北仙台は、何と言っても「東日本大震災」からの復興事情があります。賃貸物件でもほとんど空きがない状況で、中古住宅も奪い合いという状況下にあります。買主の不安解消のため、流通促進のためにインスペクションなど見える化をしようとしている全国14の協議会ですが、ここだけは例外のようです。

それでも大城秀峰事務局長さんは、今制度設計をして「冷凍庫に保管」しておくと、言われます。なるほど実に上手い表現だなと感心しました。東北も宮城県、岩手県、福島県の被災3県は、国の復興予算も入って活況を呈していますが、他の3…

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第4110回

農業のビッグバン”燃える闘魂”による震災からの新興

盛和塾塾長例会オプショナルツアーに、まだ空きがあると聞いて参加しました。「みちさき野菜工場見学ツアー」と題した、塾生企業の㈱みちさきを見学するものです。東日本大震災による仙台市における津波被害農地は、約1,800ヘクタールにものぼります。

指定地域内における農業や農産物を活用した事業に、国税や地方税の一部に控除や優遇措置がとられています。既に2011年12月に立ち上げていた「仙台東部地域6次産業化研究会」から特区制度を活用し「みちさき」が誕生しました。復興+新事業=「新興」と位置づけがされています。

日本農業は、震災以前からすでに衰退局面に入っていました。約250万人の農業人口のうち、5年間で70万人が引退しました。「野菜」という、施設型農業の限界です。不安定な収穫、野菜価格の不安定要素、これではどうしても儲からない。

一方「コメ」は、土地利用型農業ですが、これも限界を迎えています。…

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