3万年前の航海3度目の正直丸木舟で成功
国立科学博物館のチーム5人と、エンジンつきの船で丸木舟に付き添ったチームは、台湾から200㎞以上離れた東シナ海に浮かぶ沖縄県・与那国島に、9日午前11時48分に到着、草舟、竹舟に続く3度目の丸木舟で、実験に成功した。45時間に及ぶ執念の航海だったが、3万年前の人間がなぜ海を渡ったか疑問が残る航海になったようだ。
途中の休憩の間に黒潮に流され、かえって与那国島に近づけたという幸運にも助けられたと言うが、男女5人の人力だけで目的を達成したのは、あっぱれ。3万年前になかったモノは使わないとして、丸太の切り出しから舟の「造舟」も石の斧だけ。地図も時計は持たず、星や太陽の位置で方向を判断しながらの航海。
日本列島には、朝鮮半島やサハリンからとは別に、大陸と陸続きだった台湾から海を越えて渡来した人がいたと考えられている。ただ、どんな舟や航海技術を使ったかは分かっていない。あくまでも現代人の想像によ…