アマゾン書店で在庫切れ急増生活必需品優先か
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、アマゾンなどのネット書店で本の「在庫切れ」が急増しているという。私などはたまたまだろうが、「在庫切れ」に遭遇していない。出版社に在庫があっても、緊急事態下の「優先度」から後回しになっている。外出自粛で音楽や美術を生で楽しむことの機会が減り、さらに「読書」も難しくなるのだろうか。
出版社が取次会社を通じ、書店に本の販売を委ねる委託販売制度をとる日本の出版界。売る側が、作る側より圧倒的に強いのだ。出版社に尋ねると、ネットで在庫切れでも出版社や取次店には「本はある」という。関係者によると、アマゾンは3月から納品制限を始めた。新型コロナウィルスの影響で、食品や衛生用品など「生活必需品」を優先しているとは聞いた。
書評で評判になった既刊本などの在庫が払底し、出版社が働きかけても追加納品を受け付けないことが多いという。例えば岩波新書では今年初めの刊行本まで「在庫…