かがわ縁結び支援センター開設10年で成婚250組突破という快挙
香川県が少子化対策の一環として、結婚を望む人たちの出会いを応援する『かがわ縁結び支援センター(通称・EN-MUSUかがわ)』が開設から今年で10年を迎えるという。初期の頃は確か、県文化会館内に組織があった。もうはや、そんなになるかと思いつつ、マッチングや婚活イベントがきっかけの成婚数は、2025年度末までに通算250組を突破したようだ。県は今後も結婚の後押しを進めるとともに、出産や子育ても支援して地域の活力アップを図る計画だ。
池田豊人香川県知事も少子化対策は、県政推進の根幹をなす政策と位置づけ、特に若者の出会いの機会創設とその延長線上にある結婚に力を入れている。結婚したら子どもを授かると、男女の結びつきを重視している。昨今は世話焼きおばさんが少なくなり、若者の出会いの機会が減少している。加えてわれわれの時代のような『野生児』が少なくなり、恋愛の失敗が怖くて友達以上のレベルを求めたがらない男女が増えている。われわれ世代は「玉砕あるのみ」と決死の覚悟と言ったら仰山だが、果敢に挑み、高嶺の花に踏み込みすぎて残念会が多かった。
今のSNS時代はマッチングアプリとかに頼りがちだが、県も結婚希望者への後押しをさらに充実させるため、えんむす支援センターの取り組みと並行して新たな取り組みとしてマッチングアプリ事業者と提携も始めている。これまでの10年間は、結婚することを目的にして地道な取り組をしてきた。センターでの紙による申込みから、タブレットによる閲覧とか、慎重に個人情報を扱っている。
それでも徐々に近代化を取り入れ、その際のプロフィール写真をプロのカメラマンが無料撮影するサービスも取り入れ、その人の人となりをうまく紹介するように工夫がされている。特に県が主催しているだけに、プロフィール管理の信頼性は高い。勤務在籍証明や所得証明、はたまた独身証明まで取りそろえている。不埒者が介在できないシステムが、導入されている。
出会いが目的ではなく『結婚』がそれで、あくまでも地道な努力が250組という成果を挙げた。同センターのサ-ビス利用者の成婚数は、年間20~40件前後で推移している。今後は堅実さとさらなる広がりを求めて、民間の結婚相談所でつくる『かがわ結婚推進協会』とも協定を締結し、婚活に関する相談体制の強化を図るという。たまたま婚姻50年となった私も、恋愛と結婚は違うと断言する。先のことは誰にも分からないが、適齢期にまず考えることは職を得ること、次には失敗するかもしれないが、結婚にトライする。許されるなら、子ども3人をお願いしたい。