オイスカの『海岸林の大切さと震災伝承を伝える絵本作成プロジェクト』報告

6月15日(月)にスタートした標題の『クラウドファンディング』は、8月31日(月)を持って終了しました。最終支援総額は126万4千円で、目標金額120万円を達成することが出来ました。支援者は206人だったと、オイスカ啓発普及部の浅野さんから報告がありました。今はやりの『クラウドファンディング』手法を使わずとも、オイスカのネットワークシステムで120万円であればなんとか集金は出来たと思います。
しかし担当者が工夫を凝らし、東日本大震災復興支援名取海岸林のことを知っていただき、「海岸林を未来に残したい」と考えて、新しい手法に打って出たのです。単なる事業資金獲得にとどまらず、大勢で絵本をつくるという目的の資金募集ですからこの先も作業は続きます。すでに地元の子どもたちとの制作も始まっており、今日9月6日(日)と27日(日)の両日は、実際に海岸林を歩いて見て感じたことを絵本づくりにつなげる、現地視察と絵本作成ワークショップ(体験型講座)を予定しているようです。
このワークショップに参加する権利が、今回のクラウドファンディングの肝です。もちろん私にもその権利がありますが、私は放棄しています。この絵本プロジェクトには、中心となってくれている名取市出身のイラストレーターの『ico.さん』という存在があります。彼女もコメントを出し「本を作るという過程は、通常『出版社』と『作者』とのやり取りがメインとなりますが、「クラウドファンディング」という手法を活用することで、本を作る過程に支援を頂いた206人以上の皆様方が係わって下さったことになります」と、本作りの新たな手法に喜んでいます。
「必ず読み継いでいきたい絵本にします」と、抱負を語り次のアクティビティに燃えています。協力者には絵本が贈られてくると、表記されています。私へも確か3冊が届き、百笑と誠輝が各1冊、私が1冊手元に置くように考えています。絵本は素晴らしい発想ですが、活字中心の記録本はすでに刊行されており、現地のオイスカ専従員は「オイスカの植林地が一番生育が良い」と言われて、その使命を強く感じており、こうして2匹目のどじょうを川ならぬ海で探しています。
オイスカ四国の集い(10月28日(水)ホテルパールガーデン(高松市福岡町2-2-1))には、担当者の一人オイスカの海岸林再生の担当部長、吉田俊通さんが押しかけて来て、また宴会です。達成の喜びの酒ですから私も付き合いますが、辛い日が迫って来ています。新しいオイスカの一面を、垣間見る思いであります。これもあっぱれですね。