第5199回

大相撲大阪場所で初優勝した日本人豪栄道豪太郎

私は大相撲に造詣はなく、新聞やテレビ報道で一喜一憂する程度ですが、豪栄道の全勝初優勝は嬉しくてたまらないのです。高校生横綱から2005年に角界入りして早10年、期待の星も14年名古屋場所後に大関へ昇進からの2年間で10勝に届いたのがたったの一度、そして今場所は4度目のかど番でした。

昭和に入って最長の14場所関脇から、14年名古屋場所後に大関へ昇進。その後4回のかど番ですから、行ったり来たりが続いたわけです。けがが多かったことも、豪栄道の運のなさを象徴しています。そして秋場所で、30歳5ヶ月の初優勝。ファンは、こうした苦労人の晴れ舞台に拍手喝采。

浅学非才の私が解説するまでもないのですが、「かど番」とは大関が2場所続けて負け越せば降格するという制度です。負け越しは、7勝止まりの勝利。一場所15番の取り口で、過半数の8勝以上あげれば勝ち越しです。勿論横綱にはこの制度はありません。横綱は、降格なしの引退ですから。

日本人優勝も嬉しいところです。日本人優勝は、今年初場所の琴奨菊以来4場所ぶりになります。横綱白鵬や日馬富士・鶴竜、大関も照ノ富士までもがモンゴル人で、残念ながら日本人が勝てない。相撲は格闘技ですから、やはり大きい体が一般的に有利です。角界は日本人限定でも、良いのではないかと思うほど。

豪栄道は期待されながら、初入幕から54場所ぶりの初賜杯。新聞によると、ワースト4位のスローペースだそうです。次の11月九州場所で、横綱挑戦。30歳という年齢もそう若くはない。驚いたことに豪栄道関は、まだ独身だという。横綱になるより、結婚に期待がかかる。

日本人のとりわけ大阪出身力士が優勝するというのも、これまた何とも嬉しいことです。出羽海一門で、12年の初場所把瑠都(尾上部屋)以来となります。平成に入ってからは武蔵丸、栃東に続き6人目。所属の境川部屋からは、初優勝。元々「谷町筋」とは大阪発祥のひいき筋のこと。

それと遠藤や高安の復活にも、期待が広がるところであります。最後になりますが、地元香川県小豆島出身の前頭「琴勇輝」も10勝5敗で勝ち越しています。もう25歳ですからそう若くもない。このあたりで奮起してと、期待が膨らむところであります。

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