第5066回

沖縄返還から44年目の5月15日

沖縄は、まさに日本の宝だと思います。その沖縄が、アメリカから返還されたのが44年前の今日です。佐藤栄作元首相の、歴史に残る偉業だと思います。アメリカは、世論を背景にして常に政治をします。今も昔も、大統領選挙はある種のお祭りです。今年の11月は、「まさか」が起きるかもしれません。

アメリカの仮想敵国が中国だとすると、沖縄の基地はもはや機能しなくなったと言える。皮肉にも武器の性能が向上し、距離が近すぎるのです。最近では、オーストラリアがアメリカ基地の拡大に手を挙げている。オーストラリアも政権が代わり、中国と共同演習をしていながら良く言うものだ。

要するに外交とは、一方ではAという主張をしながらそれはBという結果を求めたりCという現象を期待したりする。ドナルド・ジョン・トランプ氏が言った言葉で、安倍晋三首相は「ずる賢い」という逸話があります。

安倍晋三首相は、ケネディ駐日アメリカ大使に飲み食いをさせて、日本の思惑通りに大使をコントロールしているというのです。ケネディ大使はバラク・オバマ米国大統領の側近中の側近です。つまりバラク・オバマ米国大統領まで、安倍晋三首相は自由自在に操っていると言うのです。

ドナルド・ジョン・トランプ氏は、大統領に就任したら日本や韓国を含めた全ての駐在米軍の費用負担を、それぞれの国に全額被ってもらうと宣言しています。

アメリカ軍は、金がないようです。特に海軍は予算不足で、特殊部隊の装備品のうちヘルメットは自弁だというのを聞きました。

それほどまでに困窮しているアメリカ軍に、これまでと違う動きがあっても何もおかしくない状況です。ドナルド・ジョン・トランプ氏の当選の可能性も、アメリカ軍の再編成の動きももはやあり得ないことではないのです。日本の外務省は、おおいに慌てています。

ドナルド・ジョン・トランプ候補の言うことが、実に的を射ていると思う時があります。アメリカは、もはや世界の保安官ではない。1番の政治資金を集めたブッシュ候補は、事前の予想に反して大統領選から早期退場してしまった。日本で言う選挙資金規正法のアメリカ版が改悪されて、ブッシュは巨額の政治資金を持っていたにも関わらず。

しかしそれでも勝てない。アメリカを含めて、世界の政治情勢が変化しているとみるべきだろう。しかし世界の変化の中でも、悪いことばかりではない。ロシアの、北方領土に関するプーチン大統領の動きであります。

今再び名前が出てきた田中角栄元総理も、在任中ソ連の外相と北方領土問題解決の話しを密かに進めていたとか。それを聞きつけたアメリカは、「角栄は一体何をするのか」と怯えたと伝えられています。日中国交正常化のほかに、田中角栄は賄賂で懐を肥やしながら、北方領土返還も模索していた。だから

北方領土は南千島(国後(くなしり)・択捉(えとろふ))と歯舞(はぼまい)・色丹(しこたん)をさすのですが、歯舞・色丹が東にある小さな2島です。その西側に国後・択捉があります。歴史的背景からは、四島同時返還が筋ですが、ロシアにも都合があります。

私は世間が言うこの4島返還でなくとも、2島返還でも良いと以前から考えています。つまり小さな歯舞色丹島の二島返還でも、私は安倍晋三首相が、叔父の佐藤栄作元首相のように歴史に名を刻むと思います。沖縄があって、北方二島の返還があれば、日本は今の経済閉塞感から見事に脱皮します。

沖縄返還から44年、神のご加護に感謝し、北方2島の返還に期待を寄せて、豊かな日本国土に感謝し、熊本震災の終息を願いながらまず今日は、沖縄返還に思いを寄せています。

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