第8437回

コメ増産へ転換表明石破茂首相あっぱれ

石破茂首相は5日、コメの安定供給に関する関係閣僚会議で「コメを作るなではなく、農業者が増産に前向きに取り組める支援に転換する」と表明した。これまでの事実上の減反(生産調整)に区切りをつけ、2027年度以降に増産へと大きく舵を切る。生産量の不足が価格高騰の要因であることを認め、農地集約による生産性向上や輸出拡大を掲げることで農家を後押しするという。

私は非農家ですが、かねてより減反政策を疑問視していました。休んで楽したほうが得するような政策は、どう考えても悪政で、政府の農政政策担当者は何を考えているのかと疑問を持っていました。それを農家にぶつけると、「それが決まりだから従うだけ」といとも平然と答えます。それはそうで、一農家がどうしようとあがいても、仕方がないことだとは承知していますが。

努力して汗をかいて収穫を得て、それで農家さんが潤う世の中でなくてはおかしい。こんな愚策が昨今の農業政策であり、農業協同組合は何のためにあるのかと非農家の実態をよく知らない私でも、一国民として憤りを感じていました。それをここへ来て、石破茂首相がこれまでの農業政策の悪癖をうち破ろうとしています。こんなに非を認めて改めようとする首相は、多くなかったと思います。やってみて成功しないこともあるかもしれませんが、まずはやってみる勇気です。

増産に向けた具体策は、耕作放棄地を集約する農地中間管理機構(農地バンク)の機能強化や、輸出拡大に向けて生産コストを削減する農家の支援拡充に乗り出す。また小泉進次郎農相は記者団の取材に応じて、コメの価格高騰を引き起こした要因について「(農水省が)需要が減り続けるという前提に立ち、見通しを見誤った」と指摘した。政府の取り組む改善策は、まだまだあると思います。

私はかねてから、「農業用機械はベンツなみに高すぎる」と考えています。ドンドン便利になって、『乗用でありこと』は当たり前。大型化し、エアコン装備の大型機械まで登場し、5反農家でも5丁農家でも等しく同じモノを購入する。またその価格が、1千万円超となると高級自動車ベンツにも匹敵する高級品となる。国がITデジタルAI化など産業用に手厚い支援をするように、この農業用機械一式にも、価格抑制策(技術革新支援)をやるべきだと思います。

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