現役プロ棋士が将棋コンピュータに敗北
将棋のプロ棋士が、公式戦ではじめてコンピュータソフトプログラムに負けたと報道されています。以前に米長邦雄永世棋聖が同じようにコンピュータに負けたと騒がれたことがありましたが、あれは引退した米長邦雄永世棋聖であって、確かに現役プロ棋士ではなかった。
その後今月23日の対局でも、阿部光瑠四段が勝利するなど、現役棋士は負けたことがなかったのですが、私は密かに近い将来負ける日が来るかも知れないと、心配していました。否チェスの世界では、世界チャンピオンが20世紀末に、言ったら失礼だけど早々と負けたと記憶しています。コンピュータに負けて当然となる日が来るのだろうか、そんな心配は事前にあったと思います。
チェスと将棋では、内容が違うとも思います。確かにチェス人口は世界規模で大勢いるのですが、将棋のように相手から取り上げたコマを再度使うことはないことから、将棋に比べて「次手」が多くない。この違いから、将棋はコンピュータより人間有利だと言われていました。私もそうだと思っていました。
さすれば、コンピュータに敗者復活するコマの使われ方をパターン化して、全てを網羅して備えればコンピュータの勝ちは、自ずと近づくと考えられていました。将棋もチェスも、心理戦です。動揺しないコンピュータとの勝負は、基本的にはゲームに過ぎず、勝負とは言えないとも思います。
話しは飛びますが、選抜高校野球も面白いですね。仕事がありますから多くを見ることは叶いませんが、本日の熊本済々黌VS愛媛済美高校戦、8回まで1対1で迎えた済美の攻撃で、先頭打者を安打で出しながら次の二人が走者を二塁に送れず、チャンスも潰えたかと思ったところに二死から安打が続き、この回に3点をもぎ取って粘る済々黌を突き放したのです。
強打の済美と言われていましたが、それにしても二人が走者を二塁に送れず、ここで普通の指導者なら失望の余り怒り狂うことでしょうが、流石老かい監督は心ここにあらずとばかり、ニコニコ顔を装っています。
若い指揮官は窮地で、選手と同じドツボに陥ってしまいがちです。指揮官も装うばかりでは、いつか仮面がはがれます。ここも心のあり方、つまり考え方一つでしょうね。高校野球にリアル対バーチャルのチームが戦う日が来ないように、野球ファンとしては請い願うものです。