第3864回

安倍晋三首相のアベノミクス

送られてくる坪田章央さんの東京カンテイ知識情報によると、アベノミクスとは、安倍晋三首相とエコノミクス(経済学)を掛け合わせた造語だと書かれています。前回2006年10月、安倍第一次内閣の国会でのやりとりで生まれたようです。アメリカは「オバマミクス」などありますが、レーガン大統領の「レーガンミクス」が有名です。

アベノミクスは、公共事業、金融緩和、成長戦略の3本の矢と呼ばれる政策の組み合わせで、過去に麻生内閣で3段ロケットと呼ばれていたと記憶しています。安倍第二次内閣ですが、麻生さんのはしゃぎぶりも印象的です。麻生さんは不景気で物価を上げた内閣総理大臣です。それで倒閣になったのに、人柄は良いと言われますが、これから先不景気なままで物価が上がると、国民は疲弊します。

今日発表された15ヶ月の予算編成では、100兆円超と威勢の良い数字が飛び交っていますが、景気回復後に物価が上がるならまだしも、逆になったら立ち行かなくなる企業や個人生活が待ち構えています。確か麻生内閣の最後は、ガソリンが1リッター200円近くしたと思います。

アベノミクスで一番気がかりなのは、金融緩和です。もう既に年末から金利が上昇しはじめています。ゼロに近い金利で、それでも更なる緩和を求める。金融緩和が進めば、日本円で持っている資産(国債)の金利が下がる。海外の投資家がもう10%の国債を所有している。円が下がり国債の金利が下がると、日本国債を売ってくる。

要するに急ぎなさるな。安倍第二次内閣のやろうとしていることは、大筋では正しいと思う。しかしその速度を急いでは、直接効果の前に合併症の副作用が先に出てくる。見える施策が求められているのはわかりますが、ここ一番、尖閣専従に600人も人を増やして、中国台湾を刺激しても得はないと思います。

国の無駄をいい加減にごまかした(92兆6115億円の一般会計予算額)と揶揄されない実行内閣の舵取りを是非お願いしたい。はしゃぎすぎては、ことをしくじります。

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