第3816回

理解できない北朝鮮のミサイル発射

韓国政府関係者は11日、北朝鮮のミサイルが発射台から取り外されたと発表していた。また北朝鮮もみずから、不具合の見つかった1段目ブースター(噴射装置)を修理するとして、1週間の期間延長を発表したばかりの今日12日の打ち上げ。世界中の油断をついて発射したということですが、そんなにして意味があるのか私には理解できない。

北朝鮮のいう「人工衛星」は、恐らく言われている「東倉里(トンチャンリ)」から打ち上げられたのだろうと思いますが、ボタンを押したら最後韓国や日本、遠くはアメリカにまで当然知られてしまう。隠す欺く必要性を、私は理解できない。

しかし現実問題として修理すると一旦発射台から下ろしたミサイルが、そんなに簡単に修理して発射することが出来るものですか。また仮に北朝鮮の技術が進化しているとしても、発射されてからで無ければ察知できないものですか。あんな大きなものを、隠しようがないと思いますが。

それにしても日本の国防は、本当に大丈夫ですか。政府は北朝鮮の手の内を全て読んで想定内というならそれはそれで頼もしく思いますが、どうも実態はその逆であるようで、背中が寒くなります。確かに東京は、昨日も冷えていましたが、大丈夫ですか。新聞の号外が配られたぐらいですか。

先にも小欄で書きましたが、北朝鮮が局長級の会談を申込み、拉致被害者を全員帰すので無いかという動きがありましたが、日本としてはミサイルを発射されて領土沖縄の一部をかすめたとなれば、国交回復とは進まないでしょう。北朝鮮の金正恩最高指導者としては、この12月17日が父親金正日の一周忌であることから、事を急いだとしか考えられない。

それにしても中国の制止も、抑止力もたいしたことが無いのがこれでよく分かりました。アメリカも、北朝鮮を封じ込めるだけの力はもう無いと見るべきですね。ロシアも今の北朝鮮は止められないとなると、政府は関係諸国と連携して取り組むとのんきなことを言わずに、独自に防衛線を固めることです。

私は石原慎太郎さんのように核兵器を持てば抑止力がつくとは考えませんが、戦争の武器以外の武器を携えて、国防に当たる気構えが必要では無いですか。政権争いに血眼になっている今の日本に、きついお灸がすわったとも考えられます。

もうすぐ衆議院選挙の投開票です。どこが政権を獲っても、まず国民の生命財産の安全確保が一番です。己を愛することは、してはならぬ具の骨頂です。40兆円の歳入で90兆円のお金を使っていて、これから先、原発の廃炉は電力会社がやるとしても数が増えると政府も捨て置くわけに行かなくなる。

加えてトンネルなどのインフラ整備に、いったいどのくらいのお金がいるのやら。前から心配していましたが、橋もトンネルも、ダムも高速道路の首都高などは、もうやらないと死者が増えると心配します。死人が出ないと重い腰が上がらないという政治家は、今からでも降りて貰いたい。日本は危機的な状況下にあります。

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