関西電力大飯原発3号機再稼働
関西電力の大飯原発3号機が、東日本大震災後はじめて再稼働に向けて原子炉を起動した。国内原発ゼロが約2ヶ月で終了したことになります。6月末の上京の際にも、都内は原発再稼働反対デモで賑やかでした。街の角々に、日章旗とどこかの国旗が掲揚されて歓迎のムードを作っていましたが、デモの制圧のための機動隊警備員が多くて落ち着きません。
確かに原発は危険性を孕んでいます。私も諸手を挙げて支持するわけではありませんが、ここで日本国内が計画停電に追い込まれるのは困ります。民間でも太陽光発電など、節電や創電などそれなりの工夫をしています。政府も電力会社も、比較的新しい原発稼働へ勇気を持ってもらいたいものです。
そして根拠はありませんが、10年程度の間に原発ゼロを目指す電力行政を推し進めて頂きたい。福島原発があり得ない惨状をさらしている現実は、津波が原因だとしても今後もあり得ることで、やはり原発中心の電力行政はここで終わりです。やはり原子力は悪魔のささやきだったと言わざるを得ません。
最近小沢一郎氏の動きを見ても、あの田中角栄(1972~74首相)元首相の悪癖を持ち続けていると感じます。「政治は金だ」という政治神話を作り、それを自ら実践してきた田中角栄。日本列島改造論(本はプレミアがついて流通量は微量)を発表し、さながら今の民主党のマニフェストと似たもの。ただ時代と経済力が違った。
柏崎刈羽原子力発電所は、新潟県柏崎市と、同県刈羽郡刈羽村に跨る東京電力の原子力発電所である。現在1号機から7号機までの7つの原子炉を有する。7基の原子炉が発生する合計出力は821万2千キロワットに達し、7号機が営業運転を開始した1997年7月2日の時点でそれまでの最大だったカナダのブルース原子力発電所を抜いて世界最大の原子力発電所になった。(フリー百科事典ウィキペディア)
当初日本の原子力行政は、占領国アメリカの言うがままでした。再生可能なエネルギーとしてウランを、プルトニュームを再利用して繰り返し使う原発は、資源のない日本に限りなく明るい展望をもたらしました。初期の原発は、アメリカGE社製です。それからドンドン広がる原発誘致に、東芝日立が独自に開発をしたのが現状です。
田中角栄は、原子力発電が危ないと気づいてから自分の選挙区にも原発誘致をしたのです。これも歴史が検証した犯罪です。地元に金をもたらし、国会議員各位にも金を配り、金さえあれば国民も国会議員もみんな幸せで、公害問題もましてや放射能禍(当時は予想だにされてなかった?)など大したことではないと嘯いて。
最近有り難いことに、日本の排他的経済水域の父島母島周辺の深海からレアアースが発見されたという報道がありました。これまで中国が独占してきた希少金属レアアース生産量の、一角を崩す以上の埋蔵量があるようですが、これは明治維新からこちら、埋蔵物としては最も明るいニュースではないだろうか。
このようにして毎日のニュースを眺めていると、時代は変わってきていると思います。原発に将来性はありません。早い時期に、2020年の東京オリンピック開催(決定していませんが)までに、日本人の矜持として脱原発宣言をして、安全な日本へ世界からの人を迎えたいものです。四国電力伊方原発3号機再起動も、期待をして見守っています。