4人での四国一周2日目








森の國ホテルの朝ですが、残念ながら猿の窓たたき目覚ましはありませんでした。冷えたのが原因のように、ホテルマンは言い訳をしていました。前回の猿の襲来は、秋でした。春はまだまだ初心者の出番で、一夏超えなければ一丁前には成長できないのでしょうね。猿も、人間の社会とよく似ているようです。え!真逆。
それはそれとしてクルマは、高知市内を目指します。どこへ行くか散々議論した結果、高知では桂浜の坂本龍馬銅像を見て、はりまや橋を見て、徳島へ行ってかずら橋を見て比較検討することになりました。ではまず桂浜へ。坂本龍馬銅像があまりに大きいとして、湯川夫婦も驚いていました。
次ははりまや橋ですが、ここはよく札幌の時計台と比較されますが、それなりの見学地です。千葉区民は事前の説明が良かったのか納得していました。さあいよいよ昼食の「ひろめ市場」へ。2階にクルマを置いて、下へ降りていきます。入った瞬間に、庶民市場が飛び込んで来ます。
突然の臨時休業店もありましたが、前回のように食材が揃いました。もちろん加熱調理済みですから、すぐにでも食べられます。ここへ来るとついつい呑みたくなります。まわりで呑んでいる人が多くいて、私はドライバーですから諦めていましたが、2人には誘惑の多いひろめ市場です。
昼食を頂き、本日の宿祖谷温泉へ向かいます。高知自動車道を大豊まで進み、インターを降りて「日本一の大杉」をまず見に行きます。ここは大杉も立派ですが、美空ひばりさんがまだ無名の頃、巡業の途中でこの大杉の横で母親共々日本一を祈念して写真を撮っています。
それと前後して美空ひばりさんはバス事故に遭遇します。自らも大けがをして近くの病院に収容されて治療を受けています。その時の事故は地元でもいまだに語り継がれていて、当時の運転手さんも存命ですが、若いガイドさんを死に追いやりそれ以来運転は全くしなかったようです。
今はこの一角に、当時の美空ひばりさんの写真と、歌3曲が入ったジュークボックスがあります。「川の流れのように」も収録されていますが、今絶好調の秋元康氏の作詞です。拡大された歌詞原稿が掲示されています。全国各地に有名歌手のこうしたジュークボックスがありますが、生誕地以外では珍しいのではないでしょうか。
次はかずら橋です。湯川陽子さんは、私が期待した通りのアクションスターでした。ここをスイスイ渡る人は、可愛くありません。腰が引けた様子が、笑いを誘います。昨夏は、高松栗林ライオンズクラブの家族会でもここへ来ました。大勢が渡ると予想していない揺れが生じて、恐怖感が高まります。
さあいよいよホテル祖谷温泉へ向かいます。山の中ですから、早めの到着はホテル側も喜びます。荷もとかず、まず名物の露天風呂へ4人で行きます。ケーブルカーで谷底まで5分。源泉かけ流しの露天風呂です。湯温が37℃低いので、30分は浸っています。出た瞬間は寒いのですが、すぐにぽかぽかしてきます。
食事は和食が、大西昌征料理長の至れり尽くせりの13品が出て来ます。先付けの「うぐいす豆腐山葵のジュレ」にはじまり、酢の物「阿波尾鶏ササミの湯葉巻き」が最後ですが、私はここまでも多少残しています。美味しい日本酒も相まって、もうご飯はいらないなと思っていました。
そこで奨められたのが、「祖谷そば」と「とろろご飯」でした。これには4人ともノーはありません。量は多くなく、それでいて大満足が残ったホテル祖谷温泉での夕食でした。植田佳宏社長も挨拶に顔を出し、湯川ご夫妻とも親しく会話を交わしていました。今日はイースターの休みだそうで、香港からの外国人客が多くいました。
植田佳宏ホテル祖谷温泉社長も盛和塾生です。日本人客が減る中で、食事場所の内装を洋風に変えて、外国人客を取り込む戦略に舵を取っています。全国各地を体験している湯川も、このロケーションは初めてで大満足だと言います。すると勝機は、アクセスとサービスですかね。