第3470回

2012年元旦も穏やかな天気に恵まれて幸先良いスタートに見えても波高し

あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。東日本大震災や大津波、東電の放射能漏れなど1000年に一度と言われる想定外の1年でした。今年こそ災害の少ない、皆が幸せになれる年でありますように、新年もよろしく御願いします。

元旦は朝起きてお雑煮を食べますが、香川県のお雑煮持ちは有名なあん餅です。もうすっかり有名になり、全国のみなさまの知るところになりましたが、白味噌仕立ての味に青のりが乗っかっています。

食べたら墓参りと、町内のちきり神社と氏神様の熊野神社へ出掛けます。わが家はこれで、三社詣でとしています。今年は墓参りのついでに、五重塔も見てきました。すると「竜雲うどん」も、平常営業していました。精薄児ですが、電車友の女の子もいます。電車に乗って、この竜雲うどんまで通勤しています。生活弱者は、元旦から頑張っています。

昨日大晦日は、政治について批判を書きましたが、日本経済も欧米の混乱に伴う超円高と株安に苦しみ、合わせて原発の再稼働がままならないための電力不足による生産拠点の海外移転による産業空洞化も加速しそうです。

福島原発の事故の影響で、全国原発54基全てが5月には停止することが確実です。定期点検が終わり、ある程度安全性が見込める原子炉は運転を再開しないと、日本の産業は本当に沈んでしまいます。短期的利益獲得のためだけなら、海外移転は危険です。

国内の総発電量の30%が、原子力発電です。太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電は、総発電量の1%しかない今、原子力を悪者にせず、政府が例え国営にしてでも原子力発電を守るべきです。とりあえずは、地元自治体の理解を得るように、担当相や首相等は、尽力するしかないと思います。

そして長期的には、太陽光や風力などの電源に占める比率を高めていくにしても、国内で古くなった原発を高性能で安全な原発に更新するという選択も排除するべきではないと思います。四国電力などが採用している原子炉は、東京・東北・北陸・中部・中国電力が採用している「沸騰水型」ではなくて、「加圧水型」というタイプの原子炉です。

一口で違いを言えば、原子炉内の水を直接沸騰させない炉型です。だから発生した蒸気でタービンを廻すのは同じですが、この蒸気が放射能を帯びていない真水だと言うことです。2重構造と言えば、分かり易いですか。

そして先の「止める」にしても、四国・北海道・関西・九州電力の加圧水型は、制御棒を上から落とすタイプです。電磁磁石で止めているそうで、まさかの際には、電源を切って上から落とします。もちろん電気が止まれば、それだけでも制御棒は落ちます。

さらに「冷やす」ことにもポンプはもちろん、上から下へ水を流すような構造になっています。6系統ある「冷やす」も、電源不要機器は、半分の3系統あります。当然「閉じ込める」も、電源が要らない構造機器です。ヒステリーにならずに、冷静に原子力発電を再考することが、日本経済加えて世界経済を牽引することに繋がると思います。

また昨年末に野田首相は、消費税について2014年4月に8%、15年10月に10%へ引き上げると言明しています。加えて社会保障と税の一体改革を力説していますが、これはどの政党が政権を取っても与野党でやり遂げなければならない課題です。

特に自民党は民主党の政策に反対ばかりで、これといった政策を持っていません。支持率が上がらない理由もこのあたりにあると思います。ここでは自民党も勉強をして、既得権益にあぐらをかくことなく、政権獲得時の政策を新しく作ることです。

政治は決断です。不退転の決断をして、決して支持率に踊らされてはなりません。原子力発電もそうですが、一時の感情で政策を決めてはなりません。税の負担減と子供手当などの給付増を求めるような大衆の声に迎合する政治は、決してしてはなりません。苦しいときも、国民は決して日本から逃げません。野田首相!頼みますよ。

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