松江は3大銘菓の産地





昨日から島根県松江市へ来ています。NHKのキー局が広島局だというのでビックリしました。確かに中国地方という括りだと広島中心だと分かりますが、山を越えて電波を結ぶという考え方は、私にはありませんでした。
電波は、山のこっちとあっちとでは、伝わり方が異なります。従って広島は松山との環瀬戸内電波圏と考えていました。高松は岡山と電波圏が一つです。従って岡山基地局から民間3波が、高松基地局から民間2波が飛び交い、相互に5波の電波を受信しています。
さて標題の銘菓の産地ですが、京都・金沢とここ松江を併せて、3大産地と呼ばれています。徳川幕府の御代、第七代藩主松平(治郷)不昧(ふまい)公が広く「茶の湯」を奨励したことからも、お茶菓子としての銘菓が作られるようになりました。このように松江は、菓子だけでも人を呼べる町と言えます。
香川盛和塾生も、平田喜一郎代表世話人の先導で、不昧公ゆかりの茶室「明々庵」に足を運びました。ここは不昧公の好みによって建てられた茶室で、松江城を望む高台にあります。茅葺きの入母屋に掛けられている額「明々庵」は、不昧公の直筆だそうです。
さらに面白い観光スポットだと感心するのは、いま国宝に申請しているという松江城
とそれを囲むお堀に浮かぶ船の遊覧です。「堀川めぐり」は、確か市長の発案で、17年前に「やってみようか」ではじめたものと聞いていますが、今では毎年70万人が訪れる大きな観光資源です。
船頭さんの解説によれば、船頭は70余人。60~70歳で、殆どが年金生活者。安い労働賃金で雇用し、燃料代はゆっくり走るから格安で、儲けが出る体質で市役所は大変歓んでいるようです。観音寺市など競輪事業を廃止するところからは、垂涎の的でしょう。
松江城のお堀を運河に見立てて、船を走らせるものですが、45分間の船旅の途中4ヶ所の橋の下が低くて、船の屋根もそこを通る時は電動で屋根を低くします。同時に船客も頭を低くし15~30秒のことですが、客は参加することに喜びを感じて参加します。
今日も後期高齢者の団体と遭遇しましたが、誰も救命胴衣をつけていません。水深1㍍と浅く、万一の時でも泳ぐ必要がありません。行楽観光は、安全が1番のポイントです。川辺には、小泉八雲記念館などがあります。彼は長くここに住み着いた印象がありますが、実態は僅か1年7月です。
比べて高松も、これからはもっと人を呼べる仕組みを作らなければ。瀬戸内海の自然美も、アクセスをよくするなど磨かなければあるだけでは、「いいな」で終わってしまいます。