第3354回

金の宝飾品換金者が急増

世界的な金の価格高騰を受けて、自宅に眠っている金の宝飾品を貴金属店で換金する人が急増しているそうです。アメリカの国債をはじめ、日本の国債にしても民間の格付け機関で軒並み信用度を下げています。昔から「有事の金」と言われています。

世界的な景気の減速懸念を背景に、不況期に信用力の高い金の価格が高騰するのはごく当たり前の古典です。6日の東京工業品取引所の金先物市場では、2012年8月きりの価格が1グラム4749円、貴金属現物相場の金買い取り価格は、1グラム4853円もしています。

高値での買い取りを期待し、東京都内の専門店ではなんと6時間待ちの大行列が出来ているとか。昔貰った金プラチナの指輪も、そのほとんどがサイズが合わなくなって(指が太ったのかな)売却するものですが、表面向きの売却理由は流行遅れと言っています。

田中貴金属でも8月に入り来店客が急増し、買い取りは1日約1,000件を超えるそうです。ギリシャを発端にした欧州の財政危機や、アメリカの国債格下げに伴う不安感が根強く、今後もトレンドは変わらないと予測されています。投げ売りが始まり、価格が落ち着くとも言われています。

実は昨日女房も、私が唯一買った金の指輪等を売却していました。旅行に行きたいと英会話の先生宅に通うぐらいですから、軍資金も要ります。どうせやったもの(大半は自分のへそくりで買ったもの)ですから、処分して次に活かすことへの抵抗感はありません。

皆さんのたんすの中にも、ほこりを被った金杯や興味のなくなった記念硬貨やアクセサリーなど眠っている金があると思います。今は換金の絶好のチャンスのようです。まだこれからの最高値があるかも知れませんが、もうそろそろ天井じゃないですか。

経済アナリストの藤原直哉氏によれば、いろいろなことを経験して最終的に、金に限れば1,000円割れまで下がることがあり得るそうです。もちろんその時に下がっているのは、金だけでなく、ユーロもアメリカ国債も同じ傾向だそうですか。

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