東日本大震災から3ヶ月が経過で竹中右門さん登場

3月11日の大震災からこっち、政治は大震災を免罪符として一向に前へ進まない。菅直人首相のリーダーとしての資質が問われ、「内閣不信任案」まで出される体たらく。確かに菅直人首相には、日本国のトップとしてのリーダーシップはなさそうです。何が足らないのだろうか。
本日盛和塾名古屋の竹中右門様から、「限りなき前進」と題した自叙伝を宅急便で頂きました。竹中右門様は、盛和塾紫紺会(盛和塾生で明治大学出身者の集う会)のリーダーであり、私のような入塾から月日の経たない塾生に、「盛和塾」のよきところをかみ砕いて教えて下さる貴重な先輩です。
奥様も別会社の取締役で塾生でもあり、塾長例会の追っ掛けのリーダーでもあります。私もその人柄に惹かれて、すっかり右門贔屓になっています。その右門さんが、今の会社を54歳で起業したというのは早くから聞いていました。私の頸椎手術のきっかけも、この右門さんです。
先の自叙伝によりますと、長男さんとの確執で、自分が大きくした名古屋の基盤を召し捕られ、「お前が嫌いだ」という理由で追い出されてしまう理不尽さ。そこからの起業で、右門さんも偉いと思うが、恵子さんが何と剛胆な人か。
かねてより私は、兄弟経営の場合は兄がトップになり、弟が兄を補佐役として脇を固めることが肝要と考えています。弟は決して兄を超えてはならず、兄は弟と競争してはならないとも思っています。
ややもすると弟は兄をライバル視していてその弱点を誇張し、兄は弟に負けまいとして、弟を奈落の底へ突き落とすことがまれに散見されますが、兄弟の順は宿命ですから変えることは出来ません。比較検討に負けないように、自らを高めるしか解決方法はありません。
このように生まれた後先は変えられませんが、兄弟の出来不出来は運命ですから、如何様にも変えることが出来ます。竹中右門さんもその著書「限りなき前進」で、袁了凡(えんりょうぼん)の教えとして、運命について述べています。
よきことを思い、よきことを重ねると、自ずと運命が好転するという実に単純な教えです。「稲盛和夫塾長」もよくこの話をし、われわれ塾生も心のよりどころとして、この運命論を信じています。そしてその長さは、30年のスパンで結果に表れると言います。
また実父竹中定次郎の遺訓として書かれている<商人心得>第23条。「仕入れ先の人、得意先の人を問わず商売で、どんな仕打ちを受けても決して怒ってはならぬ恨んではならぬ その人が困って居ったら助けてやれ 又病気になって居ったら見舞にいけ」は、特に心に響くものがありました。