第3249回

新橋有薫酒蔵奇跡の居酒屋ノート

昨年私の誕生日に、「奇跡の居酒屋ノート」が洋泉社から上梓されました。著者は、有薫酒蔵女将の松永洋子さんです。全国1800以上の高校の、同窓会ノートを創っています。これまで23年間の、8000人を超える人々の本音が書き込まれています。

尊敬する高商の先輩、吉田博氏から、「新橋へ行って高商ノートを創ってきたら」と言われ、ネットで調べたら、「奇跡の居酒屋ノート」が出版されていることを知りました。早速取り寄せて、訪れる前に読んでしまう予定でしたが、このところのスケジュール過密で叶わないまま今夕、長男賢士と上京したのをきっかけに行ってみました。

高商は、今年創学111年です。1800冊の高校ノートがあるならば、必ず高商ノートはあると過信していましたが、吉田先輩の言われるとおり、高商ノートはありませんでした。倅の学校は新設校ですから、彼の高校ノートを創るためにネットで学校資料も持って来ました。

ところが心配するまでもなく、香川県立香川中央高校のノートは実在していました。女将によると、古い学校は卒業生が多いので、「誰かが創っている」と過信して誰も創ろうとしないと言うのです。なるほど納得です。

有薫酒蔵(ゆうくんさかぐら)は居酒屋ですから、飲食を提供する店ですが、メニューは九州の食材を使っています。メニューも、「馬刺し」などご当地レアものが並んでいます。焼酎も当然九州産ですが、オリジナル「居酒屋ノート」麦焼酎も用意されています。

私も女将松永洋子さんの著書を既に購入していますが、会話が弾むとついついもう一冊買わないと、「最初の1ページですからもっと丁寧に書かないと」と、検閲に通らない雰囲気です。

「サインを下さい。一冊買います」。ここ手元に、サイン入りのそれがあります。なかなの経営手腕です。有薫酒蔵は、東京都中央区新橋1丁目りそな銀行の地下にあります。そこを出て1階には、道を挟んで新橋名物「立ち飲み」の店がたくさんあります。

恐らく料金で計ると、倍と半分の世界だと思います。しかし今度真鍋健彦会長と上京することがあれば、かならず「あそこ」へ行こうとなることでしょう。これも1つの「看板料理」と言えば叱られそうですが、見習うべきところがここには一杯詰まっています。

電話で相談 メールで相談