東電の役員報酬半額でも3600万円
海江田万理経済産業相が、テレビ番組の中で、東京電力が合理化案として打ち出した常務以上の役員報酬半減について、「50%カットしても3600万円くらい。ちょっとおかしいのでもっと努力をして欲しい」と、東京電力側に更なる削減をもとめたと発言しているのをテレビで見ました。
東京電力だから、高い報酬を貰っているだろうとは思っていましたが、これほどとは考えてもいませんでした。するとあの病気入院した社長は、一体幾ら貰っていたのか、こういうのをげすの勘ぐりというのですが、気になるところです。
特に福島原発1号機に、津波の前に設備損傷がおこっていて、メルトダウンがあったというのが2ヶ月経った今頃出て来て、高い放射能線量をまき散らしているという惨状と相まって、何だかやりきれない気持ちになります。
噂では、初期の頃から計測された物質からみて、炉心溶融がおこっていたのではないかと言われていましたが、東電はあくまで地震では原発は耐えたのだけど、後の想定外の大津波で冷却装置がいかれて、十分な冷却が出来ず最悪の状態が続いていたとつい昨日くらいまで言っていました。
長い間高額報酬を貪ることが出来た泰平の世に、国内の周波数の一元化や、原発の安全性確保対策を更に積み上げるとか、やるべきことは多く山積していたのではないですか。二口目には、「想定外」で済まそうとするが。
浜岡原発の操業停止も、菅直人首相のごり押しに見えましたが、相当危険だと見るべきなのでしょう。原発と飛行機は安全だと言われて久しいのですが、創業期つまり建設期が古い原発は、この際再点検をした方が良いですね。
電力不足は産業の停滞と言われますが、命あっての成長拡大ですから、生命を脅かす利便性の追求は、本末転倒といわざるを得ない。順風満帆に進んでいた日本の原子力行政も、好事魔多し、この程度で済めば本当に業がなくなるのでしょうか。