大卒内定最低68.8%就職超氷河期
今春卒業予定の大学生の就職内定率は、2010年12月1日現在で、前年より更に悪化し、標題の数字になっています。これは流行語にもなった、「就職氷河期」の2000年頃よりも悪い数字で、1996年以降では最低と言われています。
また地域格差も広がっていて、関東72%、近畿71%以外は、軒並み60%と一層の苦戦が続いています。また中部は、6地区最低で62%となっています。これらの数字は、今年春の入学生の受験動向にも強い影響を与えそうです。
一方これを受けて、卒業から3年以内は、「新卒」として厚遇してほしいと主張する国の方針に沿って、県下でも百十四銀行や四国電力等が、既卒者を新卒者と同様に扱う方針を決定しています。
また穴吹興産などの地場大手でも、「既卒者の採用を打ち出した大手企業に人材が流れないように、はっきり周知する必要がある」との方針が打ち出されています。何だが昨今の流行に乗り遅れまいとする、上場企業の宿命を感じるところです。株価は、人気も上下へ影響を与えます。
これら一連の動きに対して私は、「新卒は新卒」、「既卒は既卒」の別ははっきり付ければいいと思います。既卒を新卒に混ぜ合わせることは、出来ることではありません。新卒は新卒、既卒は既卒、それぞれを比較検討して採用すれば良いのではないですか。「そうだそのつもりだ」と言われそうですが、双方になんか「ずるさ」を感じます。
乱暴な言い方をしますが、就職できないのは、結婚できないのとよく似ていませんか。本人達は、「一生懸命努力をしています」と言うのですが、まず心の準備が出来ていない。大学を卒業したら、「就職」と「結婚」が待ち構えているのは、自明の理です。30歳前になって急に「婚活」をしても、40歳前にゴールインが出来たら良好です。
就職先も、「公務員」とか「大手企業」とか、夢はあって良いと思います。何流しても、挑戦することは自由ですが、仮に3年間であればその間は統計の足を引っ張っているわけです。15歳から64歳と言われている生産労働人口の中心ですよ。1日も早く就労して、少なくても直接迷惑を掛けている両親に恩返しをするべきですよ。
どうか積み重ねの人生を送って下さい。今日の1日が、明日明後日へ重なる生活を送って下さい。そのためには転職も良いではないですか。重ねてみれば、方向が違っていたと気づいた。ならばそこで潔く、修正を掛ける方が、何も踏み出さない今のあなたより、きっと楽しい人生になると思います。
恥ずかしながらわが社も、このミスマッチ現象に多少の影響を受けてか新卒採用が出来ていません。零細企業ですが、門戸は開けています。全従業員の物心両面の幸福を追求しています。
レンガタウン春日 http://www.la-vida.jp/results/index.php 「煉瓦の家ラ・ヴィーダ」の現場報告も書きました。