最高責任者鳩山由紀夫首相の発言に思う


朝早くから、鳩山由紀夫首相の動きが報じられています。沖縄県人のみならず全国民の関心の的が、「5月末」と公言した鳩山由紀夫首相の沖縄米軍普天間基地移転問題の解決です。結局遠回りして、元の辺野古に帰ったかという印象です。
要するに鳩山由紀夫首相の言動は、党の公約ではなかったが、個人の願望としての県外移設を一生懸命模索したがついに叶わなかった、努力したのだから許して下さいという弁明に終始しました。言い訳はもう結構です。
この鳩山由紀夫首相の発言は、最高責任者としてのあり方に、新たな「責任」を示したものだと感じました。最高責任者の発言は結果がすべてで、鳩山由紀夫首相ののらりくらりの発言には、もう辟易です。人間としての矜持にもかけて、もちろん政治家としては、少なくても最高責任者としての資質には欠けると思います。
米軍は基地移転を「反米運動」にしたくないという思いがあって、国内でまとまらない移転先にいらついていました。本音は、グァムへの極東戦力の集約であったようにも思います。アメリカもこれからの世界戦略を考えていると思います。オバマ大統領は前例に拘らず、これまでの「世界の警察」としてのアメリカ軍の世界配備を、考え直している節があります。
昔々60年安保の時の岸信介首相は、反対デモが国会に迫る時に、後ろを振り向くとそこには閣僚が誰もいなくて、弟の佐藤栄作後の総理大臣だけがそこにいたと記録しています。最高責任者は、いつの時代も逃げることが出来ないのです。そんな覚悟がなくての政権奪取で、国民の期待をもてあそび、愚弄するにもほどがあります。
来年春には全国統一地方選挙が迫っています。4月第一週が県会議員の、そして第三週が市会議員の投開票と聞きました。高松市は平成の合併で膨らんだ51の議席を、40に削減しての選挙です。
地方は官民して、財政安定化に必死です。国のように国債を大量に発行するという隠し技はあり得ません。入るが減ると、出を制するしかありません。国民のこの怒りは、必ず選挙で、民主党が得意な選挙で結果が出ることでしょう。