第2708回

高商から過日の礼状と感想文が届きました

今月20日の、「先輩講演」に対しての感想文が寄せられました。奈良計男校長先生の感想も添えられています。とは言いながら、批判が書かれていることはまずあり得ないじゃないですか。

感想の感想と言っては失礼ですが、さすがに先生からのレポートです。1年生2年生3年生の順番に列んでいます。一学年から5名ぐらいが書いてくれています。選りすぐられた褒め言葉ですが、お世辞とは分かっていながら、少しは役だったかと嬉しくなります。

1年生の感想文は、正直つたなさを感じましたが、2年3年と読んでいく程に、しっかりした文章になっています。また自由なタッチで書かれていて、そこに強制力は感じられません。素直な感想が書き綴られています。

話しの大筋は、善きことを思い善きことをしたら、善き結果が必ず生まれるという「因果応報の法則」について述べた、安岡正篤氏の「運命と天命」に紹介されている陰隲録(いんしつろく)を稲盛和夫塾長がわれわれ塾生に語った内容です。

その前に高校生の前後の自叙伝を喋った訳ですが、同じグランドで経験したこと考えたこと行動したことを赤裸々に述べたために、「何でマイナス面(受験に失敗した体験談等)を大勢の前で喋るのか」という心配したものもありました。

これまで何人かの卒業生の話を聞いているようですが、少しばかりでも刺激になれば有り難い。しゃべり方もいろいろあると思いますが、今回相手が千人と聞いて私は敢えて原稿を書いて、それを読み上げるというもっともオーソドックスな講演を選びました。失礼ながら、稲盛和夫塾長を真似てみました。

また悩んで福井誠盛和塾顧問にも相談したのですが、後輩の平岡都さんが殺害されたことにも講演で触れました。善きことをしたら善き結果が生まれるという話の展開に、平岡都さんの死は大きな矛盾であります。

この反応が一番心配でしたが、感想文の中に、「平岡都さんの分まで自分が夢を叶える」というものがありました。避けて通らず、触れてよかったと安堵しました。

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