第2702回

穴吹工務店がついに破綻

穴吹工務店(高松市)が、24日会社更生法の適用を東京地裁に申請したと聞きました。20時までのライオンズクラブの例会では全く話題になっておらず、飲みに行ったところで聞かされました。さすがに情報が集まる、夜の会議所です。19時から記者会見が始まっているということでした。驚きました。

なぜ東京地裁へ提出かといぶかるところですが、理由は「早期適用」の決定を得られるからではないでしょうか。債務を固定し、早期の軟着陸を計るためには、迅速が一番です。残念ながら、高松地裁でなかったことだけは、間違いのないことです。当然弁護士も、顧問弁護士ではなかったようです。

今日15時頃、穴吹工務店本社前を中野文夫とアパマンカーで通過する時、「3年は頑張ってね」とお願いしたところでした。栗林公園の前に、立派な本社ビルがあります。公園正面のお土産店のビルが解体されていました。この場所に「大東建託」の賃貸物件が建設されるようです。公園前もすっかり変わりかけています。

東京地裁へは17時前に提出されたと聞きました。25日は「ごと日」ですから、支払もあったのでしょう。関連業者は、予想されていた事態とは言え、大変な遣り繰りが続くことでしょう。連鎖倒産だけは、ご免被りたいものです。

負債総額1509億円は、今年に入って3番目、中四国最大規模となります。販売戸数日本一になった企業ですから、当然と言えばそれまでです。取引企業の損失は分かりませんが、銀行団はあおぞら銀行が126億円、中国銀行が36億円と発表されていますが、地元地銀の百十四・香川銀行の融資焦げ付きが心配されます。

小の経営者が大の経営者にとやかく言うべきではありませんが、更正法申請のための取締役会に穴吹英隆社長が出席しなかったというのは、世に言われている経営手腕の欠如、考え方の誤謬といわれても仕方のない行動だと思います。

日本中の、特に香川県下の年末商戦に暗い影を落とす穴吹工務店の破綻です。特に特記しておきますが、穴吹興産は全く別の会社です。社長同士は兄弟ですが、経営は全く別ですから、念のために申し添えておきます。

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