仕事をしている民主党と低迷する自民党と公明党
総選挙から約2週間、今月17日に発足した鳩山内閣の閣僚等が、今年言われはじめた「シルバーウィーク(国民の休日で5連休)」を返上して仕事をしているのがよく伝わってきます。
政治家が連休に仕事をするということは、本来休みである公務員に休日返上を余儀なくさせている。可哀想とも思うが、この平成維新に際して、首が飛んでもおかしくないスタッフが召集されている。まあ大変だろうが、政治的空白を作らないためには、我慢してもらうしかないでしょう。
各省庁の正副大臣と政務官が、官僚からまたは官僚へ報告を求めたりこれまでの経過を聞き取る。どの省庁も課題が山積していて、どこも主役であります。
鳩山由紀夫首相と岡田克也外相等は、ニューヨークでの国際会議に出席のため渡米していますが、総選挙後の動きとして性急ではありますが、国際的なスケジュールですからやむを得ないと思います。しかし、その他の大臣級政治家は当選御礼の挨拶まわりで帰省中という構図がこれまでの動きですよね。
この差を考えても、民主党は本気を出して仕事をしていると評価します。ただ一つお願いしたいのは、選挙前のガイドラインやマニュフェストで書いたから政権奪取後はそれを闇雲に実行するという正論に偏りすぎてはいまいかという危惧です。
言ったことを実践するのは当たり前ですが、就任前の言動にすべてが拘束されては、真の政権担当政党とは言えまい。幼すぎると心配します。よく関係者と話して、為政をお願いしたい。
一方自民党は、総裁選へ3氏が立候補して「再生への第一歩」を歩み出しています。私の所へも投票用紙が届いていますが、確かに勢いは感じられません。150議席を切れば自民党は壊滅すると言った評論家もいましたが、予想通りの体たらくです。
また予想以上の敗北を期した公明党ですが、こちらも自民党との提携を論議する域まで届いていないというのが現実だと思います。幸福実現党の惨敗をみても、政治と宗教を同一視しているかのような誤解を国民に抱かせる政党のキャパシティには、限界があると思います。
これからの国民は、政治家を見ていきます。そして民主党に期待もしています。所得が下がり年金があてにならない将来に、「借金」まで残しては後顧に憂いを残すことになります。歳出は歳入の範囲で賄うのが大原則です。頼みますよ。