第2629回

高商野球部元監督若宮誠一先生死去

このところ体調がすぐれないとは聞いていました。高商の、いや香川県下の名物監督でした。ご自宅も仏生山町内で、いつだったかひょいと会社へお越しになったこともありました。

享年83歳ですから、そんなに年でもない、まだまだ長生きをして頂きたかった、そんな思いを沢山の野球関係者が抱いていることでしょう。

私が入学した昭和43年に、確か若宮先生は教え子の久保先生(新任)へ監督を譲ったと記憶しています。この頃の高商は、大北細川などの大型選手がいて、私の在学中4回甲子園へ出場しました。

そしていまだに語り継がれる、昭和35年の第32回選抜大会での優勝。この時の主将で、劇的なサヨナラホームランで優勝を監督へプレゼントした山口富士雄さんは、「練習の虫」と若宮先生の思い出を語ります。

私はこの時8歳の小学生でしたが、近所の八百屋さんのテレビで野球放送を見ていました。優勝というので、急いで報告するため帰宅した記憶があります。父茂も卒業はしていませんが、高商OBです。残念ながら優勝パレードは、記憶に残っていませんが、何だか町全体が祝賀ムードだったのは憶えています。

なぜかしらこの頃の高商の先輩と飲み屋で一緒になるのですが、彼らは仲が良いですね。端から見ていても、兄弟以上のつき合いです。なす事をなした後の、安堵感ですかね。

若宮誠一監督は20歳で監督に就任して、それからも野球の勉強に励まれたよし。向学心が先生を、そして高商を強くしたのですね。ご冥福をお祈り申し上げます。

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