不動産流通近代化センター主催の登録実務講習の2日目
いやー参りました。近代化センターから派遣された講師のお二人、加瀬茂樹さんと外村廣さんの講義は、見事と言うほか表現方法がありません。
私もいろいろなケースでいろいろな講師に接して刺激を頂いていますが、このお二人は登録実務講習など、宅地建物取引主任者関連資格の講習講師としては、私の中で一番記憶に残るお二人になりました。
私は有り難いことに、今年日建学院とこの近代化センターの「登録実務講習」の2つを経験させて頂きました。流石にお互い良いところがあります。多くを語ると「ヨイショ」してしまい、「野であっても卑になるな」という教えに反することになっても恥ずかしいので多くは語りませんが、互いに切磋琢磨して貰いたいと願います。
特に近代化センターは兄貴分です。業界の地位の向上のためにも、広く裾野を広げて下さい。お願いします。このままヨーソロ。
今日はお二人の講義についつい引き込まれて受講生以上熱心に聞いていましたが、よくよく聞いていると、不動産売買契約書の中に、今日では「ローン条項」という条項が当たり前のようにどの契約書でも見られますが、「まてよ」と何か思い出したのです。
小膝叩いてはたと思い出したのですが、平成3年頃、三井信託銀行と共同仲介をしたことがあります。その時に買主側業者であった三井信託銀行の担当は植松雅夫様でしたが、彼が作成してきた売買契約書にこの「ローン条項(○月○日までに金融機関の融資が付かない場合は売買契約は白紙解約出来る)」が付いていました。
流石に信託銀行だと感心しました。自らが融資するにもかかわらず(すでに内諾は得ている筈)、石橋を叩いて契約に及びます。
今では業界の常識、当たり前になっているこのローン条項ですが、信託銀行が編み出した妙案を近代化センターがお墨付きを与えて、国土交通省が推奨し今日の常識が構築されたのではないかと私は空想しています。
やはり信託銀行は、不動産法務流通の祖であります。金融業を専業としながら、不動産仲介業が出来る唯一の金融機関です。ここまで書くと少し臭いのですが、加瀬茂樹さんと外村廣さんは、三井信託銀行OBだそうです。そして加瀬さんは、6年間高松勤務の経験があるそうです。
昨日の加瀬茂樹さんは、三菱信託銀行OB「元高松支店長」の池田清一郎さんと「にゃんにゃん」していたそうです。私も出来の悪い「池田塾生」です。
2日間の最後に試験がありましたが、「みんな合格して取引主任者になって、独立開業するなら、香川県宅地建物取引業協会へ入会しなさいよ」と私は言いたい。