デビュー40周年のツアーを開始するカルメン・マキさん
地方へ行くと地元紙を読むのが楽しみです。今日は広島の「中国新聞」を覗きました。特徴的な紙面構成で、なるほどというローカルネタが豊富です。「中国山口駅伝」開催のニュースも一面で紹介されています。
その三面に、カルメン・マキさん(57)のニュースがありました。どこかの配信だと思いますが、「ヒットに頼らず自分流」として現在のツアー活動が紹介されています。
カルメン・マキさんと言えば、「時には母のない子のように」がデビュー作で、これ以外を私は知りません。あれから40年だそうです。
彼女がデビューした頃は、寺山修司さんが主宰するアングラ劇団「天井桟敷」や「黒テント」の李令仙などが活躍した時代です。上野不忍池から現れる黒塗りの顔には、びっくりしました。彼女は私とほぼ同年代です。ちょうど東大の安田講堂が学生に占拠され、機動隊との衝突をテレビが大きく報道していたあの頃です。
あの安田講堂に立てこもった学生は、数百人と言われていますが、確か東大生は45人程度と記憶しています。私も含めて、みんなが東大へ行きたかったのですね。
その頃に、カルメン・マキさんが歌う虚脱感たっぷりの歌は、人々の心を掴み百万枚も売れたそうです。その彼女が、京都、神戸、名古屋など小さなライブハウスでの40周年記念ツアーをしているというニュースです。
そう言えば年末恒例の懐メロでも、彼女の歌は聴きません。新聞によると、「今でもテレビ局から『時には・・・』を歌ってほしいと話しがくる。でも懐メロじゃ嫌。今歌っている自分でアレンジしたバージョンなら歌うけど」とこだわりを堅持しているようです。
でもファンは、またファンでない人も、『時には母のない子のように』を聞きたいと希望しています。今の曲も聴きますから、我が儘言わずに『時には母のない子のように』を歌って下さいませんか。