第2167回

高齢協劇団エルダーキャッツ五周年記念講演「よっこらしょ」

エルダーキャッツは、「高齢者がより元気に!」を合い言葉に、”一人で悩まず元気を出して、みんなで助け合い生きていこう”のメッセージを届けてきました。これまで5年間で8度の公演をしてきました。

団長の小西金太郎さんに勧められて、この芝居を観に行きました。芝居小屋は、サンポート高松第1小ホールです。ここは市民の素人集団が使う、芝居小屋的意味合いで作られたホールです。多目的に使うことが出来ます。それでいて、舞台装置はなかなかのもので、ハイテク技術を取り入れています。私も完成披露で、ここの「優れもの」を拝聴しました。

話は「よっこらしょ」に戻しますが、年寄りを取り巻く生活環境は最悪だという、「後期高齢者医療制度」ひとつを取っても、「歳をとるたびに医療費はかさんでいくし、反対に年齢を重ねる重ねるたびに収入が減るもんと違うんな」と寺田浩介役の小西金太郎さんは言うのです。

年寄りが集まって、「父帰る」の芝居をするのせんのと喧々囂々やっているうちに、現実問題で芝居を打つことになります。映画スティングを彷彿させる鮮やかなペテン?のはずが、「悪役」に見破られて警察に突き出されることになって大騒ぎ。「お前のせいだ、あんたが言ったから・・・」と相手のせいにばかりする始末。

最終的には、朝鮮出身の「悪役金貸し」の女性が、昔自分が幼少の頃タダで映画を見せてくれたからこの映画館の面倒を見る等、善人になってめでたしめでたし。

しかし何だか、私にはしっくりしない芝居でした。

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