後期高齢者医療制度の概要
82歳になる母親の元に、標題の郵便物が送られて来ました。後期高齢者医療制度とは、老人医療費が増大するなか、現役世代と高齢者世代の負担を明確化し、公平で分かりやすい制度とするために、75歳以上の高齢者を対象に、その心身の特性や生活実態などを踏まえて、今まで加入していた医療保険から独立した制度として新たに創設したものだそうです。
制度の運営は、香川県後期高齢者医療広域連合(以下広域連合)が保険者となり行うようです。
後期高齢者の医療にかかる費用は、被保険者本人の自己負担分を除き、公費(国4・県1・市町1)で約5割、現役世代からの支援(若年層の保険料)で4割まかなわれます。残りの1割を、後期高齢者のみなさんが納める保険料で負担します。
また広域連合とは、後期高齢者医療制度を運営するために、香川県内すべての市町が加入し設立した特別地方公共団体です。
どこがどう変わったのかよく分かりませんが、保険料は、おおむね2年間の後期高齢者医療制度の医療費等がまかなえるように、広域連合で定められた保険料率等をもとに算定され、被保険者全員が個々に納めます。
また保険料は、被保険者が等しく負担する「均等割額」と被保険者の所得に応じて決まる「所得割額」の合計となると言うことからして、高齢者でも一定以上の所得がある人からはたんまり頂きますという制度に変わるようです。
日頃から日本の医療保険制度は、大変良くできていると思っています。欧米では病気をしたら、借金が膨らむと言われています。日本では、手軽に通院や入院も出来ます。医療保険制度を国民すべてが負担して、バランスしているからです。これに赤信号がともっているのもまた事実です。
私は思うのですが、高齢者のひとり暮らしは大変です。みな一緒に暮らせればと願っていますが、諸般の事情でままならないのが現状です。若者のところへ年寄りが行くのは至難の業です。年寄りの元へ若者が帰るのが、双方の身が立つ道かと思います。