アブラハム・マズローの欲求階層理論
マズローの理論は、人間の持つ欲求を①生理的欲求②安全安定欲求③社会的帰属欲求④自我自尊の欲求⑤自己実現の欲求に分類しています。
低次の生理的欲求から、段階を経て高次の欲求へ進むというものです。そして階層を越えて進むことはなく、下へ階層が下がることもないとされています。
欲求が次のステップに昇華するためには、その欲求が満たされること、次にその欲求の重要性が低減し、その一段上の欲求の強度が増大することで、高次の階層へ進むのです。
自己実現欲求は例外で、充足すればするほど高まっていくというものです。
このように考えて、もう20年近く、社内でのコンセンサスにしています。だんだん良くなると考えています。この理論は非常にわかりやすく、私の中でも「自己実現」をより深掘りしたいと日々研鑽を重ねています。
しかし岡山駅での、プラットホームに立っていた人を「線路に突き落とし死に至らしめる事件」、茨城県土浦市の金川容疑者の「誰でも良かった殺人事件」などは、マズローの理論から計ると、どの階層にあるのでしょうか。
いやこの階層説では、昨今の出来事の犯人の真理は、説明が付きませんね。ややこしい問題とは片づけられない事件が実に多いと思います。教育ですね、命の尊厳を根本から教えないと、とんでもない現象がまだまだ続きますよ。